離乳食のレバーに関する記事

離乳食のレバーは鉄分の宝庫だけど量に注意!段階別レシピ

『離乳食のレバーは鉄分の宝庫だけど量に注意!段階別レシピ』

離乳食はレバーで赤ちゃんの貧血をカバーしましょう!鉄分以外にも栄養素の宝庫ですよ♪だけど食べすぎには要注意です。

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レバーの健康効果と栄養素

豚レバーのイラスト

赤ちゃんの貧血は母乳育児の場合に多く見られる傾向がありますので、母乳育児をしているママもレバーなどの鉄分豊富な食品を積極的に食べることが大切ですね。また、ミルク育児や混合育児の赤ちゃんの場合も、しっかりと鉄分を補える離乳食を作ってあげましょう。こちらでは、レバーの嬉しい栄養素と健康効果をご紹介します。

貧血予防!ヘム鉄やビタミンB12

レバーに含まれる鉄分はヘム鉄と呼ばれ、野菜や海藻、卵に含まれる非ヘム鉄に比べて5~10倍の吸収率があるのです!鉄は体中に酸素を運ぶ大事な栄養素ですが、不足すると体内に酸素が十分に供給されない状態がおこり、体内でエネルギーが作れなくなるため疲れやめまいなどの症状を起こしてしまいます。これが貧血なのです。

赤ちゃんの場合、皮膚が青白くなったり、元気がなかったり、食欲不振になることも…。言葉でうまく伝えることができない赤ちゃんだからこそ、離乳食では積極的に鉄分がとれる食事を心がけ、毎日、顔色や様子をしっかりと観察して、赤ちゃんに貧血のサインがでていないか確認しましょうね。

レバーや肉などに含まれる動物性たんぱく質、果物やじゃがいもに多く含まれるビタミンCには、野菜などの非ヘム鉄の吸収を助ける働きがあります。

逆に、野菜に多く含まれる食物繊維やコーヒーや緑茶に含まれるタンニン、ハムやソーセージに含まれるリン酸塩鉄分の吸収を阻害してしまいます。鉄分は、豊富と言われるホウレン草でも100gで0.9mg、豆腐100gでも0.8mgしか含まれていませんので、日頃から意識しましょうね。

<レバーに含まれる鉄の量>

  • 鶏レバー10g…0.9㎎
  • 豚レバー10g…1.3㎎
  • 牛レバー10g…0.4㎎

一日に必要な鉄の目安

  • 男の子

生後6~11ヶ月…5.0㎎
1~2歳…4.5㎎

  • 女の子

生後6ヶ月~2歳…4.5㎎

また、レバーにはビタミンB12も豊富に含まれています。ビタミンB12は赤血球を作り血液を増やす効果があるので、鉄分と同じように貧血を予防してくれるんですよ。赤ちゃんの体を成長・発育するうえでは欠かせない栄養素ですね。

免疫力アップ!ビタミンA(レチノール)

ビタミンAには2種類あります。食肉、魚や乳製品に含まれる動物性のビタミンA(以下レチノール)と、果物や野菜に含まれた植物由来のプロビタミンA(β-カロテンなど)です。プロビタミンAは体内のビタミンAが不足するとビタミンAに変換されます。レバーには、レチアーノが豊富に含まれています。

このレチノールには赤ちゃんの発育を促進し、のどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守るなど免疫力アップの効果があるのですが、逆にレチノールが不足すると赤ちゃんが失明したり、皮膚や粘膜は乾燥したり角質化が起こったりして、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まるため、感染症にかかりやすくなってしまいます。

口内炎予防!ビタミンB2

おいしそうに食べる赤ちゃん

レバーには赤ちゃんの発育を促してくれるビタミンB2も豊富に含まれています。ビタミンB2はレチノールと同じように、皮膚や粘膜の健康を維持するために重要な栄養素です。このビタミンB2が不足すると赤ちゃんの発育や成長が阻害されるほか、口の端が切れる口角炎や口内炎、舌炎など皮膚や粘膜に炎症が起こりやすくなるのです。

このビタミンB2は熱には強いですが、水溶性のため水や煮汁に流れ出るといった点も…。そのため調理する時は洗いすぎないように注意し、煮汁を上手に活用することでうまく取り入れることができますよ。また、ビタミンB2は使われない分を体外に排出できますので、とりすぎの心配はありません。

赤ちゃんが口内炎で口が痛いと、離乳食を食べてくれなくなったりするので、ビタミンB2を離乳食で効果的に取り入れたいですね!

免疫力アップ!?亜鉛

レチノールと同じく赤ちゃんの免疫力をアップさせてくれる亜鉛も、レバーに含まれています。亜鉛は身体全体の細胞に存在していて、侵入してきた細菌やウイルスに対抗する働きをしてくれます。

また、赤ちゃんの成長と発達に重要な栄養素でもあり、切り傷を直したりする創傷治療にも重要な働きをしているんですよ。逆に不足すると成長障害や味覚障害、体重減少などが起こることもあります。ところが、乳児期は亜鉛が不足しやすいため、鉄分同様にレバーなどの離乳食でしっかりとる必要があります。

レバーの過剰摂取に注意!

レバーは栄養価が非常に高い食材ですが、過剰摂取への注意が必要な食材でもあります。レバーに含まれるレチノールと亜鉛の量に気をつけて、離乳食を作るようにしましょうね。

レチノール(ビタミンA)の過剰摂取と弊害

料理する女性

厚生労働相の日本人の食事摂取基準によると、0歳~2歳までビタミンAの一日の摂取量上限は、600㎍RAEとなっています。これはレチノールだけでなくβ-カロテンなどのプロビタミンAを含めた摂取量上限となっているのですが、文部科学省の食品データベースでレバーに含まれるレチノールの量を調べると、鶏レバーや豚レバーの場合は少量で一日の摂取上限をオーバーしてしまいます。そのため、レバーの過剰摂取には気をつけなければなりません。

<レバーに含まれるレチノール(ビタミンA)の量>

  • 鶏レバー10g…1400㎍
  • 豚レバー10g…1300㎍
  • 牛レバー10g…110㎍

レチノールを過剰に摂取すると、大人でもめまいや頭痛、悪心になったりします。赤ちゃんの場合は元気がなくなったり、頭蓋内圧亢進になって命の危険に晒されたりすることもありますので、「うちの子レバーペーストが大好きだから、毎日たっぷり食べさせているの」などと、偏った食べ方をさせてはいけません。

ビタミンA一日の摂取目安量

  • 0~2歳の男の子…400㎍RAE
  • 0~1歳の女の子…400㎍RAE
  • 1~2歳の女の子…350㎍RAE

長期的に過剰摂取し続けると、レチノールが肝臓に蓄積されて肝臓に副作用が起こることもあるので、摂取量上限を守って上手にとり入れましょうね。

亜鉛の過剰摂取と弊害

亜鉛も赤ちゃんが一度に過剰摂取すると食欲不振や吐き気、下痢症状などがみられたりします。亜鉛の摂取量上限は生後7~12ヶ月で5㎎、1~3歳で7㎎です。レバーだけではかなりの量を食べないと亜鉛の過剰摂取を引き起こすことはありませんが、亜鉛は肉や乳製品、卵、海藻、豆類などにも含まれていますので、長期的に過剰摂取することで免疫力が低下して体調不良を引き起こします。

<食品に含まれる亜鉛の量>

  • 鶏レバー10g…0.33㎎
  • 豚レバー10g…0.69㎎
  • 牛レバー10g…0.38㎎

ちなみに、亜鉛の一日の摂取目安量は生後6ヶ月~2歳で3㎎。一日の食事に含まれる亜鉛の量を計算する必要はありませんが、何かに偏った食事には弊害がることは分かって頂けましたか?色々な食材をバランスよく食べさせるように意識して離乳食を作りましょうね。

離乳食でレバーはいつから食べられる?

レバーは離乳食初期の赤ちゃんの胃腸には負担が大きいため、離乳食中期の鶏肉のささみや白身の魚に食べるのに慣れてきた頃から、少しずつ与えていきましょう。レバーには牛、豚、鶏とありますが、離乳食ならばクセや臭みが少ない鶏レバーが食べやすいですよ。最初はよく下ごしらえをしてから裏ごししたものを少量ずつ与えて様子を見ましょうね。

レバーを買うときには色が鮮やかでみずみずしく、弾力があるものを選ぶようにしましょう。ゆでて冷凍しておくこともできるので、買い物に行けないときなどのストックとして、とても便利ですよ♪レバーは鮮度が落ちやすいので、買ってきたら早めに調理してその日のうちに使い切りましょうね。凍ったまますりおろすと、こまかくなり使い勝手がいい食材です。

離乳食用レバーの下ごしらえ方法

栄養素豊富なレバーですが「臭みが気になって味に敏感な赤ちゃんは食べないのでは?」と心配なママ、いえいえ、そんなことはないですよ。ちょっとした下ごしらえをすることで、臭みが消えて赤ちゃんでも食べやすくなるんです!

臭みを取るために血抜きをして使用しましょうね。牛乳を使うとレバーの臭みが取れるんですよ♪赤ちゃんでもレバーを食べてくれる下ごしらえの手順をご紹介します。

下ごしらえの手順

  1. 水を張ったボウルにレバーを入れてさらし、水がにごらなくなるまで何度か水を替える
  2. 水を切ったら、ボウルにレバーがかぶるくらいの牛乳を入れてもみ、冷蔵庫へ
  3. 10分間つけ置いたら、軽く水で洗ってから調理をする

鶏レバーペーストの作り方

離乳食用のレバーが余ったら、赤ちゃんが食べやすいようにレバーペーストを作って冷凍しておくのがおすすめです!レバーをすりつぶしておくと使い勝手もよくなりますし、ご飯に混ぜたり、スープでのばしたり、野菜スティックのディップソースにしたりとレシピの幅が広がりますよ♪ママもパンなどに塗って食べることで、赤ちゃんと一緒に鉄分補給ができますね。

鶏レバーペーストのレシピ

鶏レバーペースト

材料:鶏レバー(下ごしらえ済み)1切れ、玉ねぎ5g

  1. 鶏レバーを小さく切り、すり鉢でつぶす
  2. 豆腐はゆでて5mm角に切る
  3. 小鍋に1と2、野菜スープを入れて煮る
  • 下ごしらえしたレバーを、完全に火が通るまでゆでて裏ごしする
  • 玉ねぎを柔らかくゆでて、みじん切りにしてすりつぶす
  • 1と2を混ぜる
  • ※玉ねぎのすりおろしの代わりに、野菜スープ小さじ1で溶いてもOK!

    ベビーフードのレバーがおすすめ!

    「赤ちゃんのお世話が大変」「手っ取り早く調理したい」というママには、ベビーフードのレバーがおすすめです。調理野菜と一緒に混ぜたり、ゆでたじゃがいもと混ぜておやきにしたりすると、赤ちゃんも喜んでたべてくれますよ♪手軽に栄養バランスを整えられるのでおすすめです。

    鶏レバーと緑黄色野菜

    鶏レバーと緑黄色野菜

    和光堂

    生後7ヶ月から食べられるスティックタイプのレバーで、フレーク状になっています。お湯で溶くだけでペースト状になりますので、お粥や納豆、豆腐などに混ぜるなどして手軽に美味しい離乳食を作ってあげられますね。

    http://www.wakodo.co.jp/product/babyfood/babyfood/

    【離乳食のレバー】段階別の調理法&レシピ

    赤ちゃんが食べやすいように、必ず下ごしらえをして、臭みを取ってから調理しましょうね。こちらでは、中期・後期・完了期の赤ちゃんがパクパク食べてくれる、レバーを使ったおすすめレシピをご紹介します

    【離乳食中期】調理法&レバーレシピ

    初めのうちは、裏ごしして伸ばしたペースト状のもの与えてみましょう。離乳食中期になると次第に軟らかく調理してあれば、小さな粒状のものは食べられるようになりますが、赤ちゃんが飲み込みにくそうな場合は、水溶き片栗粉などで少しとろみをつけてあげると食べやすくなりますよ。

    こちらでは裏ごしした鶏レバーと豆腐を使った、栄養満点の離乳食レシピをご紹介します。作っておいたレバーペーストと豆腐を混ぜると時短にもなりますね!

    鶏レバーと豆腐の洋風煮のレシピ

    鶏レバーと豆腐の洋風煮

    材料:鶏レバー(下ごしらえ済)15g、絹ごし豆腐2cm角1個、野菜スープ大さじ2

    1. 鶏レバーを小さく切り、すり鉢でつぶす
    2. 豆腐はゆでて5mm角に切る
    3. 小鍋に1と2、野菜スープを入れて煮る

    ※野菜スープは野菜の切れ端を使って水と一緒に煮るだけ!多めに作って製氷皿で冷凍ストックしておくと便利ですよ

    【離乳食後期】調理法&レバーレシピ

    離乳食の後期になると離乳食の回数も1日3回になり、栄養の75%を離乳食からとるようになるので、栄養バランスのいいメニューにすることが大切です。離乳食後期からは、大人の食事からの取り分けメニュー離乳食ができるので、離乳食作りが少し楽になりますが、まだ柔らかくして食べさせる時期なので注意しましょう。

    また、ムラ食いや好き嫌いが出るなど食欲に波が出るようになるのもこの時期です。「食べたい!」という意欲も出てきてくるため、手づかみ食べができるようなメニューを増やすようにしましょう。

    レバーの豆腐バーグのレシピ

    レバーの豆腐バーグ

    材料:鶏レバー(下ごしらえ済の生)1/2切れ、絹ごし豆腐2cm角1個、ほうれん草葉先1枚、トマト(湯むきしたもの)1/8個、パン粉大さじ1、サラダ油適宜

    1. 鶏レバーをみじん切りする、豆腐を裏ごしする
    2. ほうれん草を柔らかくゆでてみじん切りに、トマトは種をとり除きみじん切り
    3. ボウルにパン粉、1と2のホウレン草とトマトの半量を入れ、よく練り混ぜる
    4. 3等分にして平たく丸める
    5. フライパンにサラダ油を薄く引き、4の両面を焼く

    【離乳完了期】調理法&レバーレシピ

    完了期になると、奥の歯茎で食べ物をかんでつぶして食べられるようになりますので、大人の食事より少し柔らかめのものを歯茎で押しつぶす練習ができるメニューにするとよいでしょう。栄養の80%を離乳食で取るようになるので、栄養バランスのいい献立にしましょうね。

    赤ちゃんに取り分けやすい大人用のメニューを作り、栄養バランスを考えながら利用するのもOK!しかし、1才を過ぎると、急に食生活が乱れる赤ちゃんもいます。この時期は大人と同じようなものが食べられますが、まだ大人と同じものは食べられないので気を付けましょう。特に、味の濃いものや硬過ぎるものには注意しましょうね。

    とりわけ離乳食ができるレバーのポトフをご紹介します。大人用にはコンソメなどで味付けをして、塩コショウをして味を調えると美味しく食べることができますよ。赤ちゃんにはだし汁で少し味付けすると食べやすくなります。

    レバーのポトフのレシピ

    レバーのポトフ
    1. にんじんとじゃがいもの皮をむき、下ゆでする
    2. レバーをしっかり下ゆでして食べやすい大きさに切る
    3. にんじんとじゃがいもを一口大に切り、ほうれん草を3cm幅で切る
    4. 2と3に水をかぶるくらいに入れて煮る
    5. 赤ちゃんの分だけとりわけ、だし汁を入れて味を調える

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    この記事を書いたライター
    小森ひなた

    小森ひなた

    子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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