オートミールの離乳食に関する記事

離乳食のオートミールはいつから?栄養満点の段階別レシピと進め方

離乳食のオートミールはいつから?栄養満点の段階別レシピと進め方

鉄分や食物繊維がたっぷりのオートミールを離乳食に取り入れてみませんか?この記事では、赤ちゃんが喜んで食べてくれる調理の工夫や、月齢別の進め方、パパと一緒に取り組む食事のサポート方法などをわかりやすくお伝えします。

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離乳食のオートミールはいつから?栄養満点の段階別レシピと進め方

「毎日のお粥作りに少し疲れてきた」「離乳食のバリエーションを増やして、もっと栄養を摂らせてあげたい」と悩んでいるママやパパにぜひおすすめしたいのが、話題の「オートミール」です。オートミールは栄養価が高く、手軽に食べられるグラノーラの主な材料としてもおなじみですが、実は赤ちゃんにとっても栄養満点で優秀な離乳食食材なのです。

あらかじめ調理しやすく加工してあるので、お湯やミルクでふやかすだけで時短で簡単に美味しい離乳食が作れ、長期保存も可能なため、忙しいママの強い味方になってくれます。日本ではまだ「大人のダイエット食品」というイメージが強いかもしれませんが、ヨーロッパやアメリカでは定番の朝食であり、赤ちゃんの初めての離乳食としても広く親しまれています。

発達心理学の観点から見ると、この時期の赤ちゃんは「新しい食感や味に出会う」という段階にあります。まだ食べたことのない食材に対する好奇心と警戒心が入り交じる時期だからこそ、「なんだか不思議なドロドロだね、美味しいよ」とママが笑顔で誘いかける関わり方が合いやすいのです。

今回は、そんな離乳食のお助け食材であるオートミールについて、どんな食べ物か、含まれる栄養素、離乳食用の選び方、そして初期~完了期までの段階別レシピをたっぷりとご紹介します。パパも一緒に作れる簡単メニューばかりですので、ぜひご家庭の食卓に取り入れてみてくださいね。

オートミールって何?原材料は?

オートミールはイネ科の植物で、オーツ麦(燕麦:えんばく)が原料です。オーツ麦は、燕(ツバメ)が翼を広げている姿に似ていることからその名が付けられました。古くは古代ギリシャやローマで栽培され、後にイギリスなどでオートミールとして煮込んで食べられるようになり、今ではイギリスやアイスランドで朝食には欠かせない一品として愛されています。

健康食品のオートミール

ヨーロッパのみならず17世紀にはアメリカにも渡り、米国人に愛される朝食として、映画やドラマの食卓のシーンでもよく見かけますよね。

日本には明治時代に入り、当初は北海道などで栽培されていましたが、その後、精白された白米にはない高い栄養価が認められ、オートミールとして製造販売されるようになりました。今では手軽に摂れる朝食や栄養補助食品として、スーパーやドラッグストアのシリアルコーナーなどで簡単に購入できるようになっています。

オートミールで赤ちゃんがとれる嬉しい栄養パワー

オートミールは、お米でいう「玄米」のように外皮を残したまま全粒で加工されるため、赤ちゃんの成長に必要な植物性たんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。さっそくそのパワーを見ていきましょう。

元気な骨組みをサポート!カルシウム

健康な骨を持つ子供のイラスト

カルシウムは、成長期の赤ちゃんが丈夫な体を形成するのにとても大切な栄養素です。さらに心を穏やかに保つ働きもあると言われており、たっぷりと睡眠をとって元気よく遊ぶための土台作りに役立ちます。

オートミールは全粒のままで加工されているためカルシウムが豊富に含まれており、30gあたり約14.1mgも摂取できます。離乳食中期以降に、牛乳やヨーグルトなどの乳製品と混ぜて食べさせれば、より美味しく効率的にカルシウムを補給できますよ♪

健やかな成長に欠かせない!鉄分

母乳を中心に育つ赤ちゃんは、生後半年を過ぎると胎内でママからもらって蓄えてきた鉄分が徐々に少なくなってきます。母乳や粉ミルクだけでは体の急激な成長を支えきれなくなるため、離乳食からしっかりと鉄分を補う必要があります

オートミールには、30gにつき約1.17mgの鉄分が含まれています。これは離乳食期の赤ちゃんが一日に必要な鉄分の約1/4~1/5の量にあたります。「鉄分といえばレバーやお魚」と思うママもいますが、下処理が大変な食材に偏るより、主食として手軽に鉄分を摂れるオートミールは非常に便利です。

野菜や果物のビタミンCと一緒に食べることで鉄分の吸収率がアップしますので、バナナやいちご、ほうれん草などと組み合わせてあげましょう。

お腹スッキリ!食物繊維

健康な腸のイラスト

オートミールの栄養素で特に注目したいのが食物繊維です。外皮を残したまま加工されるため、その量はなんと精白米の約20倍玄米の約3.5倍も含まれています。また、オートミールの食物繊維は、水溶性と不溶性の両方のバランスが理想的といわれる1:2で含まれているのが特徴です。

離乳食を食べ始めてからお腹の調子がスッキリしない赤ちゃんにオートミールを食べさせてあげることで、「自然なリズムでお腹がスッキリした!」と喜ぶママの声は意外と多いんですよ。「お腹の調子がいいと、いっぱい遊べるね」とお腹をなでてあげましょう。

エネルギーの源!ビタミンB群

ビタミンB1は、おかゆやうどんなどの糖質からエネルギーを作り出すのにとても重要な働きをしています。このビタミンB1は穀物の胚芽に豊富に含まれており、全粒で加工されるオートミールにもたっぷり。水に溶けやすい性質がありますが、お湯やミルクでふやかして汁気ごと食べられるオートミールなら、効果的にビタミンを摂取することができます。

体を作る大切なブロック!タンパク質

ビタミンが多く含まれるバナナ

タンパク質は、元気な身体をつくるのにとても重要な栄養素です。オートミールには、植物性タンパク質が白米の約2倍も含まれています。このタンパク質の働きを助けるにはビタミンB6が大切ですので、できるだけバナナやお魚、大豆製品と一緒に与えるようにしましょう。

オートミールはいつから?初めての食材としての進め方

オートミールは、離乳食初期(生後5〜6ヶ月頃)のゴックン期から食べられます。ただし、「オーツ麦」という麦の一種が原材料のため、初めて与えるときは慎重に進める必要があります。

医師と相談するお母さんのイラスト

オーツ麦は小麦とは異なる植物なので、小麦に多く含まれる成分は少ないとされていますが、製造過程で同じ工場を使っている場合など、微量に混入する可能性もゼロではありません。初めて与える時は、他の新しい食材と同じように「平日の午前中に」「耳かき1さじ程度の少量から」スタートし、食後の赤ちゃんの様子やご機嫌をしっかりと観察するようにしましょう。

やりがちNG!オートミール離乳食の落とし穴

便利で栄養満点のオートミールですが、選び方や調理方法を間違えると、赤ちゃんが食べてくれない原因になってしまいます。ここでは、よくある失敗例と望ましい対応をご紹介します。

子育ての現場でよくあるのは、ママが大人用のグラノーラをそのまま砕いて離乳食にしようとするケースです。良かれと思った手間暇が、赤ちゃんには「甘すぎたり硬すぎたりして食べられない」と映ってしまい、かえって食事を嫌がる原因になることがあります。代わりに、必ず砂糖などが無添加の「ピュアオートミール」を選び、しっかりふやかして関わるのがおすすめです。

やりがちなNG対応 子どもの受け取り方・反応 望ましい対応・家族の関わり方
味付きのシリアルやグラノーラを使う 甘すぎたりナッツが混ざっていて消化しきれず吐き出す 必ず原材料が「オーツ麦のみ」の無添加製品を選ぶ
ふやかす時間が短く、硬いまま与える モソモソして喉に引っかかり、食べるのを嫌がる 初期は多めの水分でしっかり加熱し、トロトロのペースト状にする
毎日毎食オートミールばかりを与える 味が単調になり、飽きて遊び食べが始まる お米やパン、うどんなど色々な主食とローテーションして楽しませる

パパや祖父母と関わり方をそろえると、子どもにとって「ごはんの時間は楽しい」という安心感につながります。家庭内で「オートミールの日は、フルーツのトッピングはパパの担当」という方針を共有しておくと、パパも離乳食作りに参加しやすく、赤ちゃんもいつもと違う盛り付けに喜ぶという効果が出やすくなります。

オートミールを離乳食に使うときの選び方

赤ちゃんの口に入る初めての食べ物ですので、できるだけシンプルな製品を選びましょう。砂糖やシロップ、ドライフルーツなどで味付けをしていない「ピュアオートミール」を選ぶのが絶対のルールです。

日食オーガニック ピュア オートミール 260g

日食オーガニック ピュア オートミール

日本食品製造合資会社
有機栽培されたオーツ麦100%のオートミールです。保存料、着色料は一切使用していないので、赤ちゃんの離乳食にも安心して使用できますよ。細かいフレーク状になっているため、お湯やミルクに溶けやすく、素早く調理したいときに大活躍!チャック付きの袋なので保存にも便利です。

【段階別】オートミールの食べ方&おすすめレシピ

お湯でふやかすだけで裏ごしの手間がなくトロトロになるオートミールは、離乳食の強い味方です。ここからは、赤ちゃんの発達段階に合わせた美味しいレシピをご紹介します。

【離乳食初期】食べ方&オートミールレシピ

離乳食初期は、食べ物をゴックンと飲み込む練習をする時期です。最初はしっかり加熱して滑らかにすりつぶしてから与えましょう。10倍粥に慣れてきたら、少しずつ取り入れていきます。

トロトロ!オートミールのミルク粥

オートミールミルク粥

材料:オートミール 小さじ1、調乳済みの粉ミルク(または母乳) 50cc

  1. 耐熱ボウルにオートミールと粉ミルクを入れて軽く混ぜ合わせる。
  2. ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(500W)で1分〜1分半ほど加熱する。
  3. 吹きこぼれに注意しながら取り出し、すり鉢でなめらかなペースト状になるまですりつぶす。

※水分が足りない場合は、白湯を少し足して赤ちゃんが飲み込みやすいポタージュ状に調整してください。

【離乳食中期】食べ方&オートミールレシピ

もぐもぐと口を動かす練習が始まる中期。オートミール特有の少しドロっとした食感が苦手な子もいるため、ヨーグルトやフルーツなどと混ぜることで、酸味や甘みが加わってぱくぱく食べてくれるようになりますよ。

オートミールとバナナのヨーグルト和え

オートミールとヨーグルト和え

材料:オートミール 大さじ1、お湯 大さじ2、プレーンヨーグルト 大さじ2、バナナ 1/4本

  1. オートミールにお湯をかけ、ラップをしてレンジで30秒ほど加熱してしっかりふやかしておく。
  2. バナナをフォークの背で細かくつぶす。
  3. 冷ました1のオートミールに、ヨーグルトとつぶしたバナナを混ぜ合わせる。

忙しい朝でも火を使わずにサッと作れるので、ママの朝食の準備と一緒にパパッと用意できます。

【離乳食後期】食べ方&オートミールレシピ

歯ぐきでつぶせる固さになってくる離乳食後期。お野菜やたんぱく質と一緒に調理することで、立派な一皿の主食になります。お出汁で煮込む和風アレンジもおすすめです。

彩り野菜のオートミールおじや

野菜と納豆のオートミール粥

材料:オートミール 大さじ3、にんじん 15g、玉ねぎ 15g、ほうれん草(葉先) 5g、野菜スープまたは和風だし 120ml

  1. にんじんと玉ねぎは柔らかく茹でて細かく刻む。ほうれん草も茹でてみじん切りにしておく。
  2. 小鍋にスープと1の野菜を入れて火にかけ、沸騰したらオートミールを入れる。
  3. 弱火で2分ほど煮込み、全体がもったりと柔らかくなったら火を止めてフタをし、少し蒸らす。

ツナやしらすを少し混ぜても風味がアップし、鉄分補給にぴったりな一品になりますよ。

【離乳食完了期】食べ方&オートミールレシピ

1歳を過ぎると「自分で食べたい!」という意欲が全開になります。指先を使って手づかみ食べができるメニューを用意して、楽しく食事ができるように応援してあげましょう。

手づかみOK!オートミールとコーンのお焼き

オートミールのお焼き

材料:オートミール 大さじ3、牛乳 50cc、とうもろこしフレーク(または細かく刻んだコーン) 大さじ2、少量のバター

  1. 耐熱容器にオートミールと牛乳を入れ、レンジで1分加熱してふやかし、粗熱をとる。
  2. 1にとうもろこしフレークを加えてよく混ぜ、赤ちゃんが持ちやすい一口サイズのお団子状に丸める。
  3. フライパンに極少量のバターを熱し、丸めた生地を並べて両面に軽く焼き色がつくまで焼く。

たくさん作って一つずつラップにくるみ冷凍保存しておくと、おやつや忙しい日の朝食にサッと出せて大助かりです。「上手にお手てで持てたね!」といっぱい褒めてあげてください。

オートミール離乳食に関するよくある疑問(FAQ)

Q1. オートミールをそのまま牛乳に浸して食べさせてもいいですか?
A1. 大人はそれでも食べられますが、離乳食期の赤ちゃんは消化器官が未熟なため、必ずお湯や電子レンジで「しっかり加熱して芯まで柔らかくふやかす」必要があります。加熱することで甘みも増して食べやすくなります。

Q2. 開封したオートミールはどうやって保存すればいいですか?
A2. 湿気や虫の発生を防ぐため、袋のチャックをしっかり閉めるか密閉容器に移し替え、直射日光の当たらない涼しい冷暗所(または冷蔵庫)で保存してください。開封後は1〜2ヶ月を目安に使い切るのが理想です。

Q3. お米のお粥よりもオートミールばかり食べたがります。
A3. オートミールは栄養価が高いため主食として優秀ですが、さまざまな食感や味を学ぶことも離乳食の目的です。オートミールに慣れたら、軟飯に少しだけオートミールを混ぜるなどして、お米の食感にも少しずつ慣らしていきましょう。

Q4. フルーツグラノーラのフルーツを取り除けば離乳食に使えますか?
A4. NGです!市販のグラノーラは、麦に砂糖やシロップ、オイルをコーティングしてオーブンでカリカリに焼いているため、赤ちゃんの胃腸には負担が大きすぎます。必ず味付けされていない「ピュアオートミール」を選んでください。

まとめ:オートミールで離乳食をもっと手軽に、もっと笑顔に

お米をコトコト煮込んで作るお粥ももちろん素晴らしいですが、お湯を注いでレンジでチンするだけであっという間に完成するオートミールは、毎日の離乳食作りに奮闘するママの心強い味方です。

食物繊維や鉄分など、赤ちゃんに不足しがちな栄養素が手軽に補えるだけでなく、バナナや野菜スープなど、どんな食材とも相性抜群なのが嬉しいポイントですよね。初期のトロトロ粥から、完了期の手づかみお焼きまで、赤ちゃんの成長に合わせて自在にアレンジできるのも魅力です。

「今日はご飯を炊き忘れた!」「朝寝坊しちゃった!」そんなピンチの朝でも、棚にオートミールが一つあるだけで心に余裕が生まれます。パパも簡単に作れるので、「休日の朝ごはんはパパ特製のオートミールだよ!」と家族みんなで楽しく食卓を囲んでみてくださいね。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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