入園前の子供との散歩体験談に関する記事

子供の散歩は毎日すべきなの?面倒なママが楽しめる方法

子供の散歩は毎日すべきなの?面倒なママが楽しめる方法

入園前の子供との散歩は「毎日しないといけない」と思うと、ママにとって面倒で苦痛になることもありますが、家の中ばかりでは幼児の健康を害してしまうことも。時間や頻度、面倒なママが楽しむ方法を知って前向きに出かけましょう。

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子供の散歩は母子に優しい!親子で楽しんだママからのアドバイス

入園前の子供のとのお散歩は楽しめるママがいる反面、面倒だと感じるママも少なくありません。子供のためには大切な体力づくりの場となりますので、面倒なママにとってはプレッシャー。でも散歩が面倒だったママも工夫したり、物事を見る角度をほんの少し子供に合わせて変えたりすることで、楽しい時間に変えることができるんです。

今回は子供の散歩は毎日すべきか、子供との散歩が面倒なママに知って欲しい散歩の効果、入園前の子供に必要な散歩時間、入園前の幼児との散歩体験談をご紹介します。

子供の散歩は毎日すべき?

雨の日も風の日も天気などお構いなしに子供は元気!エネルギー発散のためにも、体力づくりのためにも、できることなら毎日散歩に連れ出してあげたいところですが、雨の日や台風、強風など天気の怪しい日は残念ながら保育所でも散歩には連れて行きません。

入園前の子供の散歩はお天気を見て行えばOK。毎日悪天候の中で無理に連れていく必要はありません!

梅雨や台風シーズンはなかなか散歩に行けずママも子供もイライラしやすくなりますが、「家の中で楽しめる遊びをするチャンス!」と気持ちを切り替えて楽しく過ごしましょう。

ただし、近年外遊びの減少などにより幼児のビタミンD欠乏性くる病も増加していますので、健全な成長のためにお天気のいい日はできるだけ子供を散歩に連れ出してあげることが大切です。

面倒なママに知って欲しい散歩の効果

子供を散歩に連れ出すことは子供だけでなく実はママにも嬉しい効果があります!「子供のため」とばかり思っているとプレッシャーになり益々散歩が面倒になりますので、「自分の散歩に子供が付き合ってくれている」くらいの前向きな思考で捉えると子供の散歩を楽しみやすくなります

ママの笑顔が増えれば子供も嬉しいので、ぜひ子供だけでなくママも主体的に散歩を楽しみましょう♪

ママに嬉しい子供との散歩効果

  • ダイエットになる
  • イライラなどのストレス解消になる
  • 子供目線の新たな発見を楽しめる
  • ママ友が作りやすい
  • 近所の人と話す機会ができる
  • 子供の色々な顔を楽しめる
  • 睡眠の質がアップする
  • 体力がつき健康にいい など

幼児に嬉しい散歩効果

  • 体力がつく
  • 健康な心と体づくりに役立つ
  • 好奇心が旺盛になる
  • 自然とのふれあいで知育・情操教育
  • 語彙が増える
  • 寝つきがよくなる
  • 睡眠の質がアップする
  • 同世代のお友達が作りやすい
  • 交通ルールを学べる
  • 地域の人とふれあえて社会性が育つ
  • 運動神経の発達によい など

子供の散歩時間はどれくらい必要?

子供との散歩時間はママのプレッシャーの要因の一つですが、2011年に名古屋市の認可保育所及び認可外保育所で行われた散歩の調査結果によると、散歩にかける時間は40~80分、頻度は週2~3回が最も多く見られました。(注1)

意外と少ないと思うママもいれば、多いと思うママもいるでしょう。園によって人数や環境が違いますので、午前中しか連れて行けない、頻繁に行きたくてもいけないといった事情もあり、連れて行く子供の年齢によっても差が出ているのです。

保育所では子供を散歩に連れて行けない日は園庭で遊ばせるといった活動もしていますし、小さな子供にとってはただ歩くだけでなく、自然や虫などの自然を発見したり触れたりする屋外活動も大切です。

家庭では子供の散歩時間にこだわり過ぎず、入園前の子供と外での時間を楽しむ機会作りと捉えるとよいでしょう

Q子供の散歩の時間や頻度は?面倒でも楽しむ方法は?

「散歩時間にこだわらず」と言われてもやっぱり目安があると安心と思うママも多いでしょう。子供が散歩を嫌がる場合はどうすればいいか、他のママはリード(迷子紐)を使っているのか、面倒だとは思わないのか、どうすれば自分も楽しめるのか等も気になることころ。先輩ママ達に子供との散歩の様子を聞いてみましょう。

子供が抱っこ好き/散歩嫌いなケース

小さな足
30代前半

散歩嫌いの息子の散歩コースはショッピングモール

ショッピングモール

現在年少に通う3歳の息子、もともと歩く事が大嫌いです。独り歩きは10か月から始めましたが、抱っこ大好きっ子だったので2歳になるまでほとんど外出時は抱っこでした。

そんな息子が唯一自分から進んで歩いてくれたのがショッピングモールです。時間を見つけてはショッピングモールに行き、親子で歩き回っていました。1歳の頃は10分歩いてカートに乗ってという感じでした。

2歳になると1時間は歩けるようになりました。すぐにカートに乗れる、椅子に座って休憩できるという安心感、興味を引くお店がたくさんあったのも、楽しんで歩けた要因だと思います。

入園直前の3歳を過ぎには屋外でも楽しんで歩けるようになりました。団子虫やカタツムリ等生き物への興味も出てきたためだと思います。外出時はリードなど使わず手をつないで歩いています。
もうすぐ4歳になりますが、今でも息子から手を繋いで来るので仲良く歩いています。

小さい時はショッピングモールまで行かないと歩かなかったため面倒に感じることも多々ありましたが、体力を消耗する事で夜もぐっすり眠れるし、歩く事で体幹を鍛えられ転倒する事が減ったので、たくさん歩かせてよかったと思っています。今では年少の中でも体力がある方で、園の遠足でも泣かずに歩けました。

親子で手を繋いで歩ける期間はほんのわずかです。お子さんとお母さんのお気に入りのコースを見つけながらゆっくりと歩く時間を大切にしてください。

ママが散歩嫌いなケース

はる
31歳

平日は毎日1時間くらい子供と散歩

子供が4歳で幼稚園に入園するまで平日は毎日散歩をしていました。歩き始めたばかりの1歳の頃は家の周りを10分程度でしたが、たくさん歩けるようになった2歳から3歳になると毎日1時間くらいは散歩していました。

よく散歩したのは家から一番近い公園までで、車通りの少ない道を選んで歩かせていました。私の子供は外では慎重になるタイプだったので、迷子紐などの類は使ったことは無かったです。手は基本的に歩き始めの頃からずっと繋いでいて、幼稚園を卒園する歳まではとりあえず繋ぐつもりです。

実は私は超インドア派で、子供ができるまでは必要以上の外出はしないでしていました。子供との散歩も最初はすごく面倒に感じていました。

でも実際に子供と外に出てみると意外と楽しいことが多かったです。道端の花やお店の看板、散歩中の犬などいろんなものに子供が興味を持つのが面白く、また私自身も家で育児をしているストレスが外を歩くことで自然に解消されました。子供は好奇心が満たされるし、親は良い気分転換になるのが散歩のメリットだと思います。

昔の私のように散歩が面倒だなと思うママには、まずは何か目的を持って出てみるのをおすすめします。コンビニでお菓子を買うなどの些細なことで構いません。何度か繰り返すうちに次第に億劫だなという気持ちが薄らいで、自然に子供との散歩を楽しめるようになります。

mamaa
30歳

時間のある日はよく散歩に出かけました!

紅葉を拾っている女の子

子供がよちよち歩けるようになってから、時間のある日はよく散歩に出かけました。30分~1時間を目安に公園に行ったり近所をまわったり、いつもは車でいく買い物を歩いて行ってみたりしました。

1、2歳くらいまでは午前中に行きましたが、保育所に入ってからは夕方1時間程度出かけました。比較的言う事をきくし、少し恥ずかしがり屋なところがあったのでリードは使いませんでした。その代わりに2歳くらいまでは手をしっかり繋いで歩いていました。

散歩に行く事でご近所さんと繋がりもできたし、同級生のお友達もできたのでよかったです。でも時々面倒だな~っと思う時もありましたが、外に出かけることで違う発見や喜びもありますし、季節も楽しめますよ。

はふ
33歳

入園までは大雨でない限り毎日往復1時間は散歩しました

1歳になって歩けるようになってからは毎日、必ず朝と夕方2回のお散歩タイムがありました。1歳の時は駅までの往復で1回40分、2歳になるともっと遠い駅までの往復1回1時間、3歳になると「もう歩けな~い」と自ら家に帰るようになって1回30分ほどになりました。

駅までの歩道を延々と歩きました。2歳のイヤイヤ期が終わったころ、やっと一人で歩かせられるようになり、リードは使わず私が後ろから追いかける形でした。

運動嫌いの私に散歩の機会を与えてくれた子供には感謝しております。おかげで少し痩せました

実は最初は散歩が面倒で嫌だなと思っていました。2歳になってすぐ位のある日いつもの小道を二人ともほとんど喋らずお散歩していたら、突然「ママとお散歩するの、楽しいね」と、たどたどしく言ってくれた日のことが今でも頭を離れません。自分が思っている以上に子供にとっては大切な時間なんだなと感じました。

子供との散歩を満喫していたケース

みさといぐ
40歳前半

毎日公園まで1時間散歩しながら遊びにいきました

手を繋ぐ親子

私は娘が入園するまで毎日公園まで散歩しながら遊びにいっていました。1,2歳は時々、でも入園前の3歳になると毎日1時間くらい散歩していました。

散歩していた場所は公園まで行く道すがら、そして公園内です。散歩するにあたって迷子紐みたいなものは使いませんでした。その代わり散歩中は必ず手を繋ぎました。それは小学校に上がった今でも変わりません。

私は子供と手を繋ぎ散歩をすることを、けっして面倒だなとは思いませんでした。子供と手を繋いて外を散歩するとなぜだかお互い心が穏やかになり、普段の育児のストレスが解消されるような効果があるのです。

子供との散歩が面倒と感じているママは、時間に余裕がある時にどうか子供としっかり手を繋ぎ優しく話しかけてみて下さい。きっと心が穏やかになると思いますよ。

いちち
30代後半

晴れた日の午後は散歩をしていました

ウォーキングシューズの紐を結ぶ女性の手

我が家ではこどもが入園するまで体力づくりのために、晴れた日の午後を中心に近所の散歩をしていました。自宅から歩いて10分程度の範囲内で、幼稚園入園まで手をつないで歩いていました。

私自身もダイエットを兼ねて子どもと散歩する時間が楽しみで、実際に散歩が習慣になって数キロやせることができました
子ども自身も散歩をすることで体力がつくと共に、色々な植物や昆虫など道行くなかで見つけたものに関心を持つなど色々と楽しめていたようです。

毎日散歩しようと思うと気が重くなると思うので、晴れた日だけとか週末だけとか自分なりに楽な条件をつけて子どもと散歩をしてみると、自分自身にも新たな発見があって面白いかもしれません。

ぽんちゃん
20代後半

晴れの日はほぼ毎日30分以上散歩をしました。

ベンチで休憩する親子

2歳頃から家の中の遊びだけでは体力が有り余っている様子が見られたため、雨が降っていない日はほとんど外で散歩をしていました。歩いて往復30分くらいの公園を目標にし、公園で遊んだり休憩したりして過ごしていました。

3歳を過ぎたくらいからは走ることが楽しかったようで、手をつなぐこともしなくなってしまい、近くを歩くようにして車には充分注意を払っていました。リードが欲しいと思ったこともありましたが使用せず、本当に危ない場所では抱っこをするようにしていました。

散歩をすることで近所の方との交流があったり、外の空気に触れることができたりと自分自身楽しみな時間でもありました。また、入園するまでは同年代の子ども同士の関わりもありませんでしたが、散歩をすることで同年代の子とお母さんに出会い、母子ともにお友達ができたのでよかったと感じています。

何となく歩くのではなく、周りにある植物などに興味を示すように話しかけてみたり、何かを探しに行ってみたりすると、子どもも夢中になり一緒に楽しむことができると思います。

ももぽ
30代後半

毎日公園まで30分のお散歩

芝生でボール遊び

幼稚園に入園するまではほとんど毎日公園まで30分はお散歩していました。お天気の悪い日以外はほとんど遊びに出かけました。公園までは大人が普通に歩けば10分程度なのですが、2~3歳の子供だと30分はかかりました。

公園は広々としていて、芝生のスペースではボール遊び、遊具がある場所ではすべり台やブランコで楽しめました。手を繋ぐことをあまり嫌がらなかったのでリードは使用していません。

子供との散歩は正直楽しいばかりではありません。夕方には帰って夕食の準備をしたいと思っていても、予定通りに帰ることが出来ないこともありました。でも散歩をたくさんしたことで子供も私も体力がつき、ダイエット効果もありました

私は子供との散歩を楽しむために水筒に自分のお気に入りの飲み物を持参して、子供が遊んでいる間にゆっくりティータイムをして楽しむようにしていました。

ろんくん
33歳

スーパーや公園までの道のりが毎日の散歩コースでした。

スーパーの子供乗せカート

子供が入園するまで天気が悪い日以外は毎日散歩をしました。1歳から2歳くらいは一番近い公園までの短い距離で、入園前の一年は公園の他にスーパーに行くときなども散歩して行っていました。

子供の体調や機嫌によって10分の時もあれば、今日はいつもと違うスーパーまで行ってみようという時もあって往復で1時間くらいかかるなど、日によって散歩時間はまちまちでした。目的地が無いとなんとなくつまらないので、散歩だけより、目的地を決めていました

「道を歩くときは手を繋ぐ」と歩き始めた時からいつも言っていたからか、リードを使うようなことはありませんでした。子供は手を繋ぐのが習慣になっているのか、5歳の現在も繋いできます。

散歩は家にいるより私の気分もリフレッシュできたので、いい気分転換になりました。家にいると親も子もイライラしてしまうこともありますが、散歩をすることは新しい発見があったりして楽しいです。花を見たり、虫を見たり、家の中では出来ないことをしてみてください

いちみ
52歳

お散歩中の子供の名言

風船を持つ子供の手

散歩そのものは娘が成人した今もたまにおこなっていますが、思い出深いのは3歳頃の雨上がりのお散歩です。あちこち走っていってしまう子供ではありましたが、リードの代わりに風船を手首に巻いて楽しく場所確認していました。

「石が濡れたら?」と聞くと「色が変わる」と答え、「カエルが濡れたら?」と聞くと「喜ぶ」と答えます。「あなたが濡れたら?」と聞いたとき、しばらく考えて一言。「泣かない」と答えた時は、笑いをこらえるのか大変でした。

子供とのお散歩の時間はとてもゆっくり流れ、日常を忘れます。そして子供が大きくなってからも子供たちはその時の風の匂いやお腹の空き具合など、面白い角度で記憶してくれています。必ず楽しい発見がありますよ。