停電の対策に関する記事

『停電に突然なっても慌てないために用意したい対策グッズ』

停電対策って何かしていますか。普段から家族全員で停電対策を確認し合っておくと、突然の停電にも落ち着いて対処することができますよ。もしもの停電に備える停電対策をご紹介しますので、赤ちゃんや小さい子どもがいるママはぜひチェックしてください。

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停電対策をしておこう!家庭で共有しておきたいことまとめ

停電は突然起こりますので、赤ちゃんや小さな子供のいるご家庭では日頃から対策グッズを備えると共に、2019年春にグリコや明治が発売を解禁した液体ミルクや離乳食、肌荒れなどへの対策を知っておくことが大切です。

頭では停電対策が必要だと誰もがわかっていますが、人間には正常性バイアスという心理が働くため「うちはだいじょうぶ」と思ってしまい、身辺を見渡してみると赤ちゃんのための備えが不足しているご家庭が多いのが実情。

いざ停電になってから慌てて買いに行っても、お店はどこも行列で、大型店舗は店内が真っ暗なため自由に出入りることもできず、ガソリンも電気式ポンプで汲み上げている店では給油できず、自家発電機のある店に数時間並んでも、一人2,000円までなどの制限があります。日頃から突然の停電に備えて停電対策グッズを備蓄し、対処法を知っておきましょう。

停電に備えて家族で共有しておくこと

計画停電以外の天災や事故による停電は突然起こります。そんな時に慌てないためには、何がどこに準備しているのか家族で共有しておく事がとても大切です。せっかく準備していても、何がどこにあるのか分からないと、いざという時に慌ててしまいます。スムーズに対応するためにも準備しているものや置いている場所を家族全員で把握しておく必要があります。

懐中電灯がある場所

懐中電灯は停電時の必須アイテムです。災害での停電は自分の家の中だけでなく、街全体が停電している可能性が高いです。家の中にいる際も外に避難する際にも、すぐに持ち出せる位置に置いておくのがよいでしょう。家の構造などにもよりますが、寝室のベットの脇や寝室のドアの壁につけておくのがおすすめです。いずれにせよ避難する際の導線上に設置しましょう。

非常用持ち出し袋がある場所

非常用持ち出し袋を準備しているご家庭も増えております。しかし、置く場所を間違うと、いざという時に全く役に立たないという事もあります。基本的には、玄関などの避難時の導線上に準備しておくのがよいでしょう。他にも寝室や車の中、家の外に倉庫がある家庭はそこにも準備しておくと役立ちます。複数の非常用持ち出し袋を準備する事はとても良いとされていますので、家庭でお話ししてみてください。

家のブレーカーの場所

家のブレーカーの場所を知らない人は意外と多いです。停電した際にまずは自宅のブレーカーを確認する必要があります。どこに設置されているのかは必ず確認しておきましょう

避難する場所

いざ、避難するにしても自分はどこに避難すればいいのか把握していないと困りますよね。自宅から一番近い避難所の位置はしっかりと確認しておきましょう。また、場所は知っていても行き方がわからないという事がないよう道順の確認も行いましょう。

家族の緊急連絡先

大規模な停電の場合は、携帯電話が使えない可能性があります。回線が込み合って電話が掛けられないほか、充電がなくなって番号が調べられないととても困ります。携帯が使えなくでも、家族と連絡が取れるように学校、塾、勤務先、親戚、仲のいいママ友、子どもの仲のいい友達など連絡先を控えておきましょう。

公衆電話の場所

携帯電話が使えなくなった場合、家族や親戚などに連絡する手段として公衆電話があげられます。最近では使う事もすっかりなくなり、設置している場所も減ってきています。しかし大規模な停電時には通話料が無料になることもあり、設置場所を知っているととても役に立ちますので、どこにあるのか確認しておきましょう。また、自宅のそばだけでなく、学校や勤務先のそばなどの公衆電話の位置も確認しておくとよいでしょう。

停電になったらこうしよう!

いざ停電になると、自分の事もままならないくらい慌ててしまうかもしれません。さらに、子どもも普段と違う状況でパニックになってしまうと、パパママだって冷静に対処する事は難しいかもしれません。

しかし、事前に停電した時の事を想定して準備をしておくと、スムーズに対処できます。停電になってしまった時にとるべき行動を解説します。

懐中電灯で明るくする

懐中電灯で明るくします。暗いと子どもが怖くなってパニックになる可能性があります。また、暗い中で行動すると足元の物につまずき、事故につながりかねません。手探りで行動するよりも、懐中電灯を使い行動するようにしましょう。

子どもを落ち着かせる

子どもはいつもと違う状況にパニックになったり、恐怖心をいだいたりします。興奮すると体力の消耗にもつながりますので、とにかく子どもが落ち着けるように抱きしめたり、あやしたりして落ち着かせましょう

スマホ・ワンセグ・ラジオで停電情報を調べる

停電するとテレビは映りませんが、スマホから情報を収集することができる場合もあります。またスマホが使えなくなってもスマホでテレビ(ワンセグ)を視聴できるようにしておくことで、テレビからの情報が得られます。

androidの場合はスマホ購入時について来る外付けアンテナを、iphonの場合は自分で購入してワンセグチューナーを購入することになりますが、直ぐに使えるように乾電地や乾電池式充電器の側に置いておくことをおすすめします。

また大規模な停電の場合、テレビやラジオの情報は大規模都市の情報ばかりになります。中小規模都市にお住まいの方は、地元ラジオ局の放送を聞けるようにしておくとよいでしょう。

どのガソリンスタンドで給油できるか、電気が復旧したエリア、開店している温泉やコインランドリー情報など、あなたにとってその時最も必要な情報を入手しやすくなります。

冷蔵庫は開閉しない

当たり前ですが、停電すると冷蔵庫の冷却機能はストップしてしまいます。冷蔵庫内は密閉されているのですぐに食べ物がダメになるという事はありません。しかし、ドアを開閉するとともに冷気が外に逃げてしまうので保冷能力が落ちてしまいます。冷蔵庫の開閉は最小限に抑えましょう。

家電製品のプラグをコンセントから抜く

電化製品のプラグをコンセントから抜く事も大切です。台風など大雨や雷が原因の場合は、雷で電流が走り家電が一瞬ついたり、消えたりするのを防ぐことができます

停電が長期化しそうなときはブレーカーを落とす

停電の規模が大きく長期化しそうな場合や自宅から避難する場合は、必ずブレーカーを落としましょう。ブレーカーを落とすことでスイッチが入ったままのストーブから出火するなどの二次災害を防ぐことができます。

またストーブなどの火気に繋がる電化製品を使用していない場合も、電源コードが気付かぬうちに破損し、停電が復旧した際にそこから発火して火災が発生する恐れがありますので、停電時にブレーカーを落とすのは必須です。復旧後にブレーカーを上げた後も、しばらくはきな臭さに注意してください。

車の使用を極力控え、夜間の外出は避ける

街全体が停電になっている場合、信号機も使えなくなります。日頃から交通量の多い大きな交差点には警察官が立って誘導してくれますが、基本的には信号機がない道路と同じ状態。

そんな街中で不必要に車を使用すれば、今後いつ給油できるか分からないのにガソリンが減ってしまいますし、万が一交通事故に巻き込まれても病院で充分な治療を行ってもらえるとは限らず、混乱状態を悪化させてしまうだけです。

また夜間の外出はとても危険です。街灯などがない中で真っ暗な道を歩くのは避けた方がよいでしょう。

外出するときは施錠する

やむを得ず外出する場合は必ず施錠しましょう。セコムなどのセキュリティ業者も、停電の際は使用できない事が多いです。泥棒などの被害を防ぐためにもしっかりと管理しましょう。

切れた電線にはさわらない

もし避難の途中に切れた電線を見つけても絶対に触ってはいけません。感電する可能性があります。夜間や早朝は電線が見えにくいので特に注意が必要です。最悪の場合命にかかわる事もあるので気を付けましょう。

停電の避難で赤ちゃんに必要な防災グッズ

停電で避難することはめったにありませんが、それゆえに備えるべきものがよく分からなかったり、不十分だったりします。たかが停電と甘くみず、赤ちゃんを守る準備は常にしておきましょう。赤ちゃんの避難時に必要な防災グッズは携帯用、一時避難用、二次避難用と複数ありますが、こちらでは中でも欠かせない3つを紹介します。

オムツ

赤ちゃんにとっての必需品です。停電は急なので、避難所にオムツが備蓄されているケースは少ないと思います。3日分を想定して枚数を準備しておきましょう。

ミルク

普段は母乳という人も、避難所生活のストレスで母乳が出なくなるという人もいますので、赤ちゃんの栄養を守るための液体ミルクの備蓄は新常識となりつつあります。

どうしても粉ミルクがいい場合は、キューブタイプの方が安全性が高く計量の必要がないのでおすすめです。

ウエットティッシュ

災害時、水が使えないというケースは珍しくありません。停電や断水でお風呂に入れなかったり、手を洗えなかったりした時の赤ちゃんのお世話の仕方を知らないと戸惑うでしょう。清潔を保つためにもウエットティッシュはおすすめアイテムです。

停電の避難で喘息やアレルギーがある子供に必要なもの

もし、子どもに喘息やアレルギーがある場合、食品はもちろんですが、避難所という特殊な環境の中でもしっかりとケアしてあげる必要があります。アレルギーがある子供に必要な避難所へ持っていきたいアイテムをご紹介します。

マスク

避難所はさまざまな人が集まります。風邪やインフルエンザなどの人がいると一気に感染してしまいます。感染予防のためにもマスクはとても有効です。また、喘息のお子様にとってホコリは天敵です。マスクをすることで少しでもホコリから守ってあげましょう。

アレルギー用の食品

避難所での食事は何が出てくるか分からない上に、選ぶ事もできません。お子様が食品アレルギーを持っている場合は、パパママが食事を準備しておく必要があります。不測の事態に備え、3日分程度は持っておきましょう。

アレルギー用の石鹸

皮膚が弱いお子様は、石鹸もみんなと同じものだと肌トラブルを起こしてしまうという事もあります。その場合は、家庭で使っているものを持参しましょう。

停電で非難するときに持ち出したいもの

停電時に避難する際、赤ちゃんに必要な物をご紹介してきましたが、他にも私たち大人にとって必要な物も準備しておく必要があります。避難時に必要なものは普段から準備しておきましょう。

携帯ラジオ

停電の規模や復旧の目安など、状況を把握する上でとても役に立ちます。スピーカーがある小さなものでいいので、スマホと共に情報を収集できるので安心できます。

懐中電灯

懐中電灯がないと夜真っ暗になってしまいます。災害時の必需品なので必ず準備しましょう。また、予備の電池があるといいでしょう。

飲料水

飲み水は最低3日分準備しておくと安心です。赤ちゃんのミルクを作るのにも必要になりますので、その分も考えた上で準備しましょう。

食料品

赤ちゃんだけでなく大人の食料品も必要になります。乾パンなど温めや水が不要で、そのまま食べられる物を準備しておきましょう。非常食は比較的賞味期限が長く設定されていますが、たまにはチェックしましょう。必要な時に食べられないと大変です。

スマホの充電器

災害時スマホは懐中電灯代わりにもなり、情報を集めるのにもとても便利です。充電がなくなる事のないように、充電済みの簡易充電器や乾電池式充電器をもっておくと安心です。

乾電池

懐中電灯やスマホの充電器など、停電時には乾電池の消費率が高くなります。しっかりと予備の乾電池も準備しておきましょう。

ライター

意外と便利なのがライターです。普段ガスや電気で火を使っている私たちにとって火をおこすのは一苦労です。ライターがあればすぐに火を起こせます。冬の避難所で暖をとる際に使えたり、ちょっとした明かり代わりにも便利です。

現金・預金通帳・印鑑

停電になるとATMが使えなくなる可能性があります。現金は少し多めに持ち歩くと便利です。また、長期間家を不在にする可能性もあるので、預金通帳や印鑑も持ち歩くと安心です。

保険証

万が一避難所で病気にかかってしまった時に、保険証がないと全額自費負担となります。払い戻しの手続きをすれば後から戻ってきますが、手持ちの現金を無駄に減らす事になります。

常備薬

持病などの薬は必ず持っていきましょう。また、避難所という特殊な環境で、頭痛や腹痛などの体調不良になる事もあります。常備薬は持っておくとよいでしょう。

タオル

タオルは避難所での生活においてとっても役立ちます。体を拭くだけでなく、寒さをしのいだり、下に敷いて使ったりとても便利なので数枚持っておきましょう。

毛布

秋や冬の季節は特に寒さをしのぐための必需品です。避難所では暖房などがついていない事の方が多いですので、しっかり寒さ対策をしましょう。

ペン・メモ帳

避難所では予測できない事が起こる可能性があります。集めた情報や指示を受けたことなど全てを記憶するのは難しいです。そんな時、メモやペンがあれば心強いですよね。

軍手

ケガをしないためにも滑り止めのついた軍手があると便利です。物を運んだりするときも手を汚さずに済むので、衛生面から見ても重宝します。

着替え

避難所へ避難した後、復旧までにどれくらいの時間がかかるかわかりません。最悪、何泊か避難所で過ごすことも想定して着替えの準備もしておきましょう。

名札

誰が見てもわかる位置につける事と大きな字で書く事が大切です。混乱している状況なので、誰が誰なのか分かりにくいと避難所を運営する人が困りますし、避難所の役割分担にも役立ちます。血液型やアレルギー食品を書いておくのもいいかも知れませんね。

この記事を書いたライター

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!