出産準備には何が必要?夏生まれの赤ちゃんに必要なものリスト
これから生まれる赤ちゃんのため、出産準備をするのってウキウキしますよね。でも初めて出産するプレママさんは「何を用意したらいいんだろう」と不安に思うこともあるのではないでしょうか。
出産準備で用意するものは、赤ちゃんが生まれる季節によって変わります。出産直後に「足りなかった」「これは必要なかったな」と後悔しないよう、必要なものをあらかじめ確認しておくといいですよ。
今回は、6月から8月に誕生予定の、夏生まれの赤ちゃんに必要な出産準備品について、お役立ち情報をお伝えします。必要なアイテム、逆にいらないアイテムなどについてご紹介しますので、準備する時の参考になさってくださいね。
夏生まれの赤ちゃんの出産準備品にいるもの10選
赤ちゃんの夏の服装は、洋服などの退院時すぐに使うものは、出産準備品として用意しておくと慌てずに済みます。夏生まれの新生児に必要なものを10個選びました。
1肌着は短肌着かコンビ肌着
新生児の肌着選びは、とても大切なアイテムだけに迷うことも多いですよね。夏生まれの赤ちゃんの肌着は、短肌着かコンビ肌着が適しています。短肌着は裾が短く、新生児に着せる基本の肌着です。
コンビ肌着は裾が長めで、股のところをスナップで止められるようになっています。生まれてすぐに使う物なので、まずは5~6枚用意しておきましょう。
室温に合わせて衣服の調節をしましょう
短肌着とコンビ肌着、どちらを着せるかは、その時の気温や室温に合わせて選びます。生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節がうまくできません。大人とも体感温度が違うので、赤ちゃんの枕元に温度計を置き、赤ちゃんの様子を見ながら衣服の調節を行うと良いですね。
2お出かけにはロンパース
赤ちゃんがお出かけする時のために、ロンパースを用意しておきましょう。ロンパースとは、上着とズボンがつながった赤ちゃん用の夏服のことです。
夏生まれの赤ちゃんにロンパースを選ぶ時は、肌触りが柔らかいもの、通気性のよいものを選ぶのがポイントです。赤ちゃんの衣服はすぐに汚れることが多いため、肌着と同じように5~6枚用意しておきましょう。
夏のお出かけ先では、室内に冷房が効き過ぎている事が多いです。冷房は、赤ちゃんの体温を奪ってしまうので、赤ちゃんが寒くないかチェックしてあげましょう。
赤ちゃんの洋服は退院時に必要!
産院を退院する時、用意した肌着とロンパースを着せて帰ることになります。赤ちゃんの洋服を準備しておき、ママの出産準備品に入れておくか、退院時に家族に持ってきてもらうようにしましょう。
3おくるみは薄手のものを用意する
夏生まれの赤ちゃんのおくるみは、薄手のものを用意しましょう。「夏はおくるみを使わないんじゃない?」と思うかもしれませんが、夏場の冷房は、赤ちゃんにとって寒すぎることが多いです。
そんな時、おくるみを使って体感温度を調節することができるので、準備しておくと便利ですよ。
また、手足がびくっと動くモロー反射で、寝ぐずりする時にも使います。おくるみを使っておひなまきをしてあげると、赤ちゃんがモロー反射で起きるのを防ぐことができ、寝ぐずりの予防につながります。
4掛け布団はバスタオルやガーゼケットで代用
夏は暑いので、掛け布団がなくてもバスタオルやガーゼケットで代用できます。汗をかいている時は、お腹だけにかけるなど、室温に合わせて調節しましょう。赤ちゃんが気持ちよく眠れるように、肌触りが良いものを選んであげると良いですね。
5ベビーカーはハイシートで暑さ対策
ベビーカーを用意する時は、座席が高めの位置にあるハイシートのものを選びましょう。夏はアスファルトが熱を持ってかなり暑くなっており、地面に近いベビーカーも暑くなりがちです。
赤ちゃんを暑さから守るためには、地表からの熱の影響を受けにくい、ハイシートのベビーカーを用意したほうが良いのです。
6チャイルドシートには保冷剤を常備
チャイルドシートの暑さ対策として、赤ちゃんを乗せる時には保冷剤を使うことをおすすめします。身体の動きがまだ少ない赤ちゃんは、背中がチャイルドシートに密着している時間が長いです。
車内にクーラーをかけているのに、背中にびっしょり汗をかいていることもあります。あまり汗をかくと、熱中症や脱水症状を起こす可能性があるため、保冷剤を使って冷やしてあげた方が良いですよ。
保冷剤はタオルにくるんで使いましょう
保冷剤は、柔らかいジェル状のものを選び、タオルなどでくるんで温度調節をしてください。また、保冷剤を入れるポケットの付いたチャイルドシートの座席カバーも市販されていますので利用してみてはいかがでしょうか。
7サンシェードや帽子で紫外線対策
夏の紫外線から赤ちゃんの肌を保護するために、サンシェードや帽子を用意すると良いでしょう。赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、紫外線による影響を受けやすいです。
顔を保護する帽子や、車の窓から入る日光を避けるためのサンシェードを利用し、赤ちゃんの敏感なお肌を紫外線から守りましょう。
日差しの強い時間帯は外出を避けましょう
月齢の低いうちは、日差しの強い時間を避けて外出しましょう。赤ちゃん用の日焼け止めクリームもありますが、完璧に防げるわけではありません。熱中症の恐れもあるので、出かける際は直接日光が当たらないように工夫したほうがいいですよ。
8ガーゼハンカチはいろいろ使えて便利
ガーゼハンカチは、赤ちゃん育児のいろいろなシーンで使える便利アイテムです。主に、よだれや吐き戻しを拭き取ったり、沐浴の時に体を洗う時に使ったりします。
また、夏場の赤ちゃんは汗をかきやすいので、衣服の間に挟んで汗取りに使うのも便利ですよ。出産準備品として10枚ぐらい用意しておきましょう。
9扇風機は優しい風のDCモーター内蔵を選ぶ
赤ちゃんには扇風機で暑さ対策をと考えるなら、DCモーター内臓の扇風機をおすすめします。従来のACモーター内臓の扇風機は、弱風と言っても結構風が強い場合がありました。
近年登場したDCモーター内臓扇風機は、従来のものに比べ、優しい風を送ることができるようになっています。消費電力が少ないのも魅力ですので、これから用意するなら性能の良い扇風機にしてみてはいかがでしょうか。
10お宮参りの祝い着は形だけでOK
赤ちゃんの行事であるお宮参り。夏生まれの赤ちゃんのお宮参りは、暑い時期にぶつかるので、かしこまった祝い着は暑すぎます。「お宮参りの初めだけ着せる」「祝い着を着るのはスタジオ写真だけにする」など工夫し、赤ちゃんを暑さから守りましょう。
また、お宮参りを延ばし、涼しい時期に行う家庭も多くなってきました。現代の夏は本当に暑いですから、赤ちゃんも大人も熱中症が心配ですよね。過ごしやすくなる秋口まで待って、お宮参りを行うのも良いでしょう。
夏生まれの赤ちゃんの出産準備品にいらないもの8選
出産準備品の中には、夏生まれの赤ちゃんに必要ないものもあります。「買ったけどいらなかった」と後悔しないよう、ここで確認しておきましょう。夏生まれの赤ちゃんにいらないものを8つご紹介します。
長肌着
夏生まれの赤ちゃんには、長肌着は必要ありません。季節的に短肌着とコンビ肌着で十分間に合いますし、もし寒ければ、ロンパースを重ね着させれば大丈夫です。新生児期の赤ちゃんはあまり動かないので、バスタオルなど上にかけるものでも温度調節可能です。
カバーオール
カバーオールは、袖や裾にゴムが入っているタイプが多いことから、夏生まれの出産準備として用意しなくても大丈夫です。カバーオールはズボンが長く、夏に着るには暑すぎます。
特に足まですっぽり覆うタイプのカバーオールは必要ありません。ロンパースと形が似ているため、購入する時に間違わないよう注意してください。
掛け布団
夏生まれの赤ちゃんには、掛け布団を使わない場合が多いです。暑い季節は、赤ちゃんが汗をかきやすいので、バスタオルやタオルケットなどで代用可能です。
汗っかきな赤ちゃんの場合、お腹にフェイスタオルだけでお昼寝することもありますよ。布団の用意は、秋口になってからでも大丈夫でしょう。
胴着
胴着とは、赤ちゃん用ベストのことです。冬生まれなら寝冷え防止に重宝しますが、夏生まれの赤ちゃんには暑すぎます。夏に肌寒い日があっても、肌着とロンパースで対応できるので、胴着まで準備する必要はありません。
ミトン
赤ちゃんの手を覆うミトンは、爪で顔を引っかいてしまう時や、塗り薬を触らないようにしたい時などに使います。赤ちゃんの手足は体温調節の役割を果たしているので、理由なくミトンをすると、身体の熱を放出できなくなってしまいます。特に夏は汗をかきやすいため、前もってミトンを用意する必要はありません。
靴下
赤ちゃんに靴下をはかせるべきか悩みますが、基本的に室内では靴下は必要ありません。特に、暑い時期は素足で過ごしても大丈夫です。赤ちゃんは足でも体温調節を行っているため、夏場に靴下をはかせると、逆に体温調節を妨げてしまいます。
おしりふきウォーマー
夏生まれの赤ちゃんなら、おしりふきウォーマーは必要ありません。冬生まれの赤ちゃんなら、夜のおむつ交換時に重宝しますが、暑い夏はおしりふきを温めなくても大丈夫。冬になって欲しいと思ってから購入しても十分間に合います。