離乳食のまいたけ段階別レシピに関する記事

『離乳食のまいたけはいつから?レンジ調理や段階別レシピ』

離乳食にまいたけを使えるのはいつからか、肉を柔らかくする方法や切り方、茹で時間など離乳食での調理方法、まいたけの茶わん蒸し失敗あるあるなどを段階別のレシピと共に紹介!水洗いできるかなど離乳食以外にも役立つ情報です。

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離乳食にまいたけはいつからOK?中期から与えられるけど後期でもOK

離乳食にまいたけなどのキノコ類を使う際は慌てなくても大丈夫。まいたけは椎茸など他のキノコ類にくらべると離乳食では比較的噛みやすいのですが、赤ちゃんには上手に噛み砕いてゴックンするのが難しい食材。

ベビーフードでも7ヶ月の中期用から入っていますが、ごくごく小さく刻み量も気持ち程度でごくわずかです。

まいたけの栄養は水に溶けだすため、まずは茹でたスープを中期から離乳食に使い、風味を体験させてあげるとよいでしょう。

離乳食のまいたけ調理に必要な工夫|食べない時は大きさや量を見直して

離乳食でまいたけを調理する時に大切なのが、窒息や飲み込みやすさ、香りの強さへの工夫です。

まいたけは繊維が多く、奥歯が生えていない赤ちゃんは歯茎でかみ砕けません。後期になり離乳食への取り分けができるようになっても、赤ちゃんが噛まずに飲み込んで喉に詰まらない1mm程度のみじん切りにして少量をお粥に混ぜて与えるなど、ゆっくりと始めてください。

離乳食の段階が進んで食べない時は、加えるまいたけの量が多すぎるために香りが強くなっていないか、みじん切りにしたけれど喉への刺激を感じる大きさになっていないかなどを再度見直して下さい。

赤ちゃんが食べない時は加える量の見直しやとろみ付けといった工夫以外にも、離乳食の味付けとして上手く使いたいかつおだしや昆布だし、野菜スープ、チキンスープ等との旨みの相乗効果を利用した香り慣らしをしてあげるとよいでしょう。

まいたけを使った離乳食の賢い調理法!かたい肉が柔らかくなる

まいたけを使えば、離乳食のたんぱく質の中でも苦手な乳幼児が多い肉を柔らかく調理できます

咀嚼力の弱い離乳食期の乳幼児は肉が硬くて食べない子も多いのですが、まいたけの酵素を利用すれば安い肉でも柔らかくグンと食べやすく調理できます。

離乳食の肉を柔らかくする方法|まいたけのみじん切りと水に漬けるだけ

離乳食で肉を調理する前の晩、保存袋に肉と少量の水、みじん切りにした生のまいたけを入れて一晩寝かせましょう。

翌朝肉を取り出して普通に調理するだけで、柔らかい肉とまいたけの離乳食を食べさせてあげられます。

離乳食失敗あるある!まいたけ入り茶わん蒸しは固まらない!?

離乳食の失敗あるあるのひとつがまいたけの茶わん蒸しです。生のまいたけを入れて茶わん蒸しを作っても、実は実は固まりません。

肉を柔らかくするように、生のまいたけのたんぱく質分解酵素は茶わん蒸しの卵のたんぱく質も分解し、茶わん蒸しを固まらなくさせます。

まいたけのたんぱく質分解酵素は加熱すると働かなくなります。離乳食でまいたけ入りの茶わん蒸しを作る際は、加熱後のまいたけを使いましょう。

離乳食でのまいたけの茹で時間は?細かく刻んで3~4分は加熱して

まいたけは細かく刻んで沸騰した湯で茹でれば、1~2分のゆで時間でしっかりと中まで火が通ります。

ただし離乳食で使用する場合1~2分だと歯ごたえがしっかり残りますので、茹で時間をプラスして3~4分は調理し、それでも固ければ離乳食の進み具合に応じた硬さに調整しましょう。

まいたけスープを離乳食に使う場合は20~30分茹でてから冷ますとよいでしょう。製氷皿で冷凍保存してから冷凍保存袋に入れておけば離乳食のダシとしても使えます。

離乳食に使うまいたけの可食部は?先端の柔らかい部分を使って!

スーパーで購入するまいたけの可食部は全体で、シイタケのような石づきは切り落とされていますが、白い部分はかたくて離乳食に不向きです。

離乳食中期までは比較的柔らかい茶色のかさの部分のみ使用しまし、白い軸の部分は離乳食後期になってから、誤飲防止のため細かく刻んで加えます。

離乳食に使うまいたけは洗ってもいい?濡れたキッチンペーパーで拭くだけでOK

まいたけには水溶性の成分が含まれているので、洗いすぎるとマイタケに含まれる栄養素が調理前に溶けだしてしまいます

スーパーで売られている雪国まいたけは、生産者が出荷する時に製品検査を行っているので、そのまま洗わずに使うことができます。

ただしおがくずや虫が付いているまいたけの場合は、さっと水洗いしてキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取って使うか、濡れた布巾で取り除いてから使用しましょう。

離乳食の色が茶色くなる対策は?白まいたけがおすすめ

離乳食にまいたけを使うと料理の色が茶色っぽくなりますが、これはまいたけの色素が流出するためなのですが、見た目を良くしたい場合は「白まいたけ」を使ってみましょう。

白まいたけとは全体に真っ白なまいたけで、栄養は普通のまいたけと変わりませんが、同じ栄養を摂りつつ仕上がりのきれいな離乳食が完成します。

白まいたけは香りが少し弱く、食感も柔らかいので赤ちゃんには食べやすいのですが、珍しいので近所のスーパーに売っていないこともあります。

離乳食用の新鮮なマイタケの選び方|かさや軸の色をチェック

離乳食で使う新鮮なまいたけを選ぶ際は、かさの肉厚や色つや・軸の白さに注目しましょう。

新鮮なまいたけの特徴

  • かさが肉厚
  • 色つやがいい
  • 軸の部分がきれいない白色
  • かさにパリッと折れそうな張りがある
  • 軸に弾力がある

ただし、どんなに新鮮なまいたけを買ってきても、冷蔵庫で長期保存してはもったいない!カビが発生するので気をつけて。

まいたけに限らずキノコ類はスーパーで買って来たら出来るだけ早く調理もしくは冷凍保存しましょう。

離乳食のまいたけの冷凍保存方法|解凍はレンジせずそのまま調理に利用

離乳食のメインにはなりにくいマイタケですが、細かく刻んで冷凍しておくと栄養や旨みをアップさせる隠し味にもなり、調理も時短できます。

冷凍保存方法は、軽く拭きとってから離乳食で食べられる部分をみじん切りにし、冷凍用保存袋に入れるだけ。

解凍はそのまま離乳食調理に使うだけです。電子レンジで解凍してから調理に使うと、まいたけの栄養が水分と共に流れ出てしまうため、スープなどには凍ったままのまいたけを入れて煮込んで柔らかくしましょう。

離乳食中期のまいたけのおすすめレシピ

まずは中期から食べやすいマイタケのトロトロ煮です。お粥に混ぜて食べ慣れてから作ってあげるとよいでしょう。

初期の離乳食から与えられるブロッコリーやしらすが入っているので、1品で豊富な栄養が摂れるだけでなく彩りも鮮やかです。

しらすを豆腐に、野菜をにんじんやかぼちゃにするなど、色々アレンジしても赤ちゃんに喜んでもらえます。

まいたけのトロトロ煮のレシピ

材料:まいたけ、ブロッコリー、しらす、昆布だし、水溶き片栗粉

  1. まいたけのかさの部分をみじん切りにする
  2. ブロッコリーの房の部分をみじん切りにする
  3. しらすを湯通しして塩抜きする
  4. 鍋に1、2、3と昆布だしを入れて火にかけ、軟らかくなるまで煮て、最後に水溶き片栗粉でとろみをつける

白まいたけのビシソワーズのレシピ

材料:じゃがいも30g、白まいたけ20g、玉ねぎ10g、鶏ささみ肉10g、ミルク60ml

  1. じゃがいもは皮をむき、1cm大のサイコロ状に切る
  2. 白まいたけは柔らかい先端部分を使い、薄くスライスしてからみじん切りにする
  3. 玉ねぎは皮をむき、みじん切りにする
  4. 鶏ささみ肉は形が残る程度にみじん切りにする
  5. 鍋に牛乳と1~4を入れて、弱火でじゃがいもがとろけるくらいまで煮込む
  6. 5の粗熱が取れたらミキサーにかけ、充分に撹拌する
  7. 器に盛り、飾りに加熱した茶色いまいたけの先端部分のスライスを添えれば完成です。

離乳食後期のまいたけのおすすめレシピ

離乳食後期になるとまいたけの白い軸の部分も食べることができますが、細かく刻むことは忘れないようにしましょう。

茹で汁を活用してスープや煮物に使う他に、白身魚の上にとろみをつけたマイタケをかけるのも美味しく食べてもらえる調理法のひとつです。

里いもは大人でもかゆくなる人が多いため離乳食では遅めにスタートするママが多い食材ですが、まいたけ入りの里いもは喜ぶ赤ちゃんが多いメニューなので、食べられるようになったら作ってあげて下さい。

里芋の舞茸あんかけのレシピ

材料:まいたけ、里芋、人参、だし、水溶き片栗粉

  1. まいたけをみじん切りにする
  2. 人参の皮を剥き適当な大きさにみじん切りにする
  3. 鍋に1、2、だしを入れて火にかけ、軟らかくなったら最後に水溶き片栗粉でとろみをつける
  4. 電子レンジで加熱してあく抜きや皮むきを済ませた里芋を、食べやすい大きさに切る
  5. 器に里芋を並べて、3を上からかける

まいたけの煮込みそうめんのレシピ

材料:そうめん10g、まいたけ10g、白菜10g、人参5g、いんげん5g、玉子20g、だし汁40ml

  1. そうめんはやわらかく茹で、水で洗ってから1cm程度の長さに切っておく
  2. 白菜、皮をむいた人参、いんげんはみじん切りにする
  3. まいたけは柔らかい先端部分を使い、みじん切りにする
  4. 鍋にだし汁と2、3を入れて加熱する材料が柔らかくなったら1を入れる
  5. 溶いた卵を回し入れ、ひと煮立ちさせれば完成です

離乳食完了期のまいたけのおすすめレシピ

離乳食完了期になるとある程度大きく切った食材でも食べることができるようになりますが、まいたけは喉に詰まりやすいキノコ類。まだまだ小さく刻んで与える必要があります。

まいたけなどのきのこ類は3歳を過ぎて入園する頃になると奥歯で上手にかみ砕けるようになるので、離乳食完了期を過ぎてからも気長に待ちましょう。

まいたけ炒飯のレシピ

材料:まいたけ、人参、鶏そぼろ、卵、軟飯

  1. まいたけは下茹でしてみじん切りにする
  2. 人参を茹でて適当な大きさにみじん切りにする
  3. 鶏ミンチをだし汁で煮てそぼろを作る
  4. 卵を割りほぐして、軟飯に混ぜる
  5. テフロン加工のフライパンを熱し1、2、3を入れて炒めたら、4を加えて卵がしっかりと加熱されるまで炒める(油を使用する場合は、ごく少量としましょう)

まいたけ雑炊のレシピ

材料:ご飯50g、人参10g、まいたけ10g、しらす10g、だし汁40g

  1. ご飯は粗くきざむ
  2. 人参は皮をむいてから、みじん切りにする
  3. まいたけは柔らかい先端部分を使い、みじん切りにする
  4. しらすは熱湯を回しかけて、粗くきざむ
  5. 鍋にだし汁と2~4を入れて加熱する
  6. 材料が柔らかくなったら1を入れ、軽く煮込んで完成です

大根とまいたけのそぼろ煮のレシピ

材料:大根10g、ミックスベジタブル10g、マイタケ10g、鶏ひき肉10g、だし汁40g、片栗粉少量

  1. 大根は皮をむき、1cm大のサイコロ状に切る
  2. ミックスベジタブルのグリーンピースとコーンは薄皮をむき、人参とともにみじん切りにする
  3. まいたけは柔らかい先端部分を使い、薄切りにする
  4. 鍋に鶏ひき肉とだし汁をいれ、ひき肉をポロポロと崩してから火にかけ、1、2を加えて煮込む
  5. 材料が柔らかくなったら水溶き片栗粉でトロミをつければ、完成です。

まいたけの味噌汁のレシピ

材料:キャベツ10g、人参10g、まいたけ10g、豆腐10g、だし汁50ml、味噌小さじ1/2杯

  1. キャベツは細い千切りにする
  2. 人参は皮をむいてから、細い千切りにする
  3. まいたけは柔らかい先端部分を使い、薄い千切りにする
  4. 豆腐は0.5cm大のサイコロ状に切る
  5. 鍋にだし汁と1~3を入れて加熱し、煮込む
  6. 材料が柔らかくなったら4と味噌を入れ、一煮立ちさせて味噌が溶けたら完成です。

まいたけハンバーグのキノコあんかけのレシピ

ハンバーグ用の材料:豚挽き肉20g、豆腐20g、玉ねぎ10g、まいたけ10g
キノコあん用の材料:白菜10g、しめじ10g、えのき茸10g、だし汁20g、片栗粉少量

  1. 玉ねぎは皮をむいてからすりおろす
  2. まいたけは柔らかい先端部分を使い、みじん切りにする
  3. 白菜は葉先の柔らかい部分を使い、千切りにする
  4. しめじは先端部分を薄切りに、えのき茸は1cm程度の長さに切る
  5. ボウルに豚ひき肉を入れ、豆腐を崩すように混ぜ込んですり合わせ、1、2を加えて混ぜる
  6. テフロン加工のフライパンに丸めた5を入れて焼き、皿に盛っておく
  7. 鍋にだし汁と3、4を入れて煮込んだら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける
  8. 7のキノコあんをハンバーグにかければ完成です

まいたけ入り肉じゃがのレシピ

材料:じゃがいも20g、玉ねぎ10g、ミックスベジタブル10g、まいたけ10g。鶏ひき肉10g、だし汁40ml、片栗粉少量、しょう油2~3滴

  1. じゃがいもと玉ねぎは皮をむいて、1cm大のサイコロ状に切る
  2. ミックスベジタブルのグリーンピースとコーンは薄皮をむき、人参とともにみじん切りにする
  3. まいたけは柔らかい先端部分を使い、薄切りにする
  4. 鍋にだし汁と鶏ひき肉、1~3を入れて加熱し、柔らかくなったらしょう油で調味
  5. 水溶き片栗粉を入れてとろみがついたら完成です

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