幸せな家庭5つの条件~今すぐトライしよう!ハッピーホーム作り
幸せな家庭を夢見て結婚したのに、ちょっとしたつまずきや夫婦のすれ違いなどで、夢を見失ってしまうことはよくあることです。結婚して数年が経ち「あれ、これで良かったの?」と、結婚に疑問を持ってしまう妻達。そもそも幸せな家庭とはどのような家庭でしょう?幸せな家庭にあってアナタの家庭にないのは、何だと思いますか?
今回は、幸せな家庭とはどのような家庭か、大切な5つの条件、家庭が子供に与える影響、幸せな家庭を築く25の方法をご紹介します。幸せはただ待っているだけでは掴めません。家族の協力も必要。ただし、夫や子供が協力してくれるかどうかはあなた次第。なぜ今の家庭が幸せなではないのかを見直して、25の方法をできることから始めてみましょう。
幸せな家庭とは、一体どんな家庭?
昔から、幸せな家庭を夢みて願う気持ちは世界中の人の心にあるもので、その思いは花言葉としても残されているほど。例えば、セージやワイルドストロベリーの花言葉は「幸せな家庭」で、サルビアは「良い家庭」なんです。
このように、多くの人達が夢見る幸せな家庭とは、一体どのような家庭だと思いますか?
- 笑顔が絶えない家庭
- 温かいご飯が出てくる家庭
- 悩みを打ち明け合える家庭
- いつでも誰かがあたたかく迎えてくれる家庭 など
例を挙げると色々と出てきますよね。
幸せな家庭とは
「コレ」という明確な定義があるわけではありません。幸せの形は人それぞれ。家族全員がそこにいて安心感や幸福感を得られ、心安らぐ憩いの場であるならば、それこそが「幸せな家庭」となるのです。
ところが、いざ家庭を作ると「妻の役割」「夫の役割」「親としての役割」など、夫婦それぞれの役割や理想像に縛られて、つい相手に求めすぎてしまう人が多いですよね。特に理想の家庭像や育児方針は夫婦でも異なるため、意見がいつまでも食い違ってしまい、次第に本来の目的である「幸せな家庭を築くこと」を忘れてしまいがちに…。
幸せな家庭にはある!大切な条件
自分も夫も子供も、家族全員が幸せを実感できる家庭にはどんな特徴があるがあるのでしょう?条件というと少し堅苦しい感じがするかもしれませんが、その内容はそこに自分や家族がいることを想像すると、心が穏やかになるものばかり。家族全員が幸福感を抱ける幸せな家庭を作るために、日頃から9つの条件を見失わないようにしょうね。
1安心感がある
「ありのままの自分を愛し、受け入れてくれる」と、家族全員が感じられる安心感があることが、幸せな家庭の条件です
ありのままの自分の姿を隠し、家族に都合よく合わせなければならない家庭では、次第に「怒られないためにはどうすればいいかなぁ」「また怒鳴られるかも…」と、家族を怒らせないことばかりに気を取られ、自分の本心が分からなくなり、幸福感が薄れていってしまうのです。また、攻撃に耐えられず自分から攻撃してしまうことも…。
安心感のある家庭では…
家族に責められて「自分を否定された」と感じることがありませんし、過剰な期待や攻撃がないので怯える必要もなく、幸せな家庭と感じやすいのです
ですから、「こうしてよ!」と夫を責めてしまったり、子供に「どうしてこんなことするの!」と厳しく注意したりすることが多い人は要注意。夫も子供も安心感を得られず幸せな家庭とはなりません。また、妻も夫や姑から責められて怯える生活を送っていると、どんなにお金があろうがプレゼントをもらおうが安心感なんて得られず、幸福な家庭とは感じられないのです。
2安らげる
「ただいま」と言って自宅に帰ってきた時、ホッと一息つける居心地のいい家が、家族にとって理想的な幸せな家庭の条件です。
夫婦喧嘩や兄弟げんかが多くて家族仲がギスギスしていたり、礼儀作法や片付けへの注意が厳しくいつでも緊張を強いられたり、逆に不衛生で家に帰っても片づけなどの仕事が多いと、家族はリラックスできません。
家庭を持つと女性は特に家の中をきっちりキレイにして暮らしたくなる人が多いのですが、それを望まず家の中くらい多少汚くてものんびりリラックスしたいという夫や子供は結構多いのです。
また、逆に家が汚くて落ち着かず家族が安らげないのに、自分だけが気にせず散らかりっぱなしにする女性もいますよね。
安らげる家庭では…
自分と相容れない価値観を強要されたり押し付けられたりすることがありませんので、家庭内で頑張る必要がなく、疲れを癒して外で頑張ることができ、幸せな家庭だと感謝の念を抱きやすいのです
ですから、「自分だけが家族の価値観と違う!」と日頃から感じている人は要注意。「家にいるとうるさくて安らげない!」「仕事が多いから安らげない!」と、夫や子供が自分の部屋や外に逃げ出したり、心の壁を作ったりして、家族全員が幸せな家庭とは感じられなくなってしまうのです。
3勇気づけられる
学校や仕事場で嫌なことがあったり、失敗して凹んでしまったりした時に、癒されて元気をもらえる関係が築けていることが、幸せな家庭の条件の一つです。
失敗や嫌なことで凹んでいるのに、「こうすればよかったのに」「何やってんのよ」と言われたら、誰だって傷口に塩を塗りこまれて余計に嫌な気持ちになりますよね。言った方はアドバイスや励ましのつもりでも、相手のやる気を削いでしまうようでは下手な他人より質が悪いです。
勇気づけられる家庭では…
失敗や嫌なことで凹んでいる話をしたら、きちんと話を聞き、優しく受け止め、必要に応じて一緒に解決策を考えるなど寄り添ってくれるため、辛いことに立ち向かう勇気がもらえて幸せな家庭と感じやすいのです
ですから、家族の話をいつも上の空で聞いていたり、失敗などをからかったり攻撃したりする人は要注意。「こんな家族なら、いない方がマシ」と思われ、幸せな家族とはとても思えない信頼関係ゼロの関係になってしまうのです。
4会話が多い
家族の会話が多くにぎやかで、一緒にいて楽しい気分になれることも、幸せな家庭に必要な条件の一つです。
家族が集まっても会話すらない状態では気づまりですよね。特に子供が生まれると、会話がない夫婦が増え、次第に他人の前でのみ仲の良い夫婦を演じる仮面夫婦へと変貌してしまうことが多いですが、会話がないことで一緒にいて不自然なだけでなく子供にも悪影響を及ぼしてしまい、何のために家族でいるのかわからなくなってしまうことも…。
会話が多い家庭では…
楽しかったことや嬉しかったことなどを家族で共有でき、一緒にいて楽しいですし、常に会話があることで笑顔が生まれて絆も深まり、幸せな家族と実感しやすいのです
ですから、帰宅するとすぐ自分の部屋に籠りっぱなしになったり挨拶もしなかったりと、会話を避けてしまう人は要注意。「この人といても不愉快なだけ」と次第に心の距離が離れ、絆も失われて幸せな家庭とは言えなくなってしまうのです。
5家族が団結できる
家族が仲良く暮らすために、一つのチームのようにまとまっていることも幸せな家族の大切な条件ですね。
家族が好き勝手に暮らしていると、お互いにやりたいことや権利がぶつかってしまい、嫌な思いをして幸せを実感しにくくなります。また、家庭は子供に社会のルールを教える教育の場でもありますから、悪いことをしたら「ごめんなさい」をするなど、一定のルールを家族全員で守って仲良く暮らす努力をしなければ、家族がまとまることはできませんよね。
団結できる家庭では…
家庭内にみんなが幸せに過ごすためのルールがあり、全員がそれを守って暮らす努力をするため、争いやもめごとが減って共同体意識も芽生えやすく、いざという時に家族一丸となってトラブルを対処できるため幸せな家族と感じやすいのです
ですから、家庭内にルールがなく各自が好き勝手をしている家庭は要注意。「家族といると不愉快な思いばかりする」「役に立たない家族」と全員が感じやすく、家族でいる意味を見いだせずに一緒にいても孤独を感じ、幸せな家族とは思えなくなるのです。
幸せな家庭が憎い…子供への悪影響
幸せな家庭で育つことは全ての子供の願いですが、残念ながら誰もが幸せな家庭を得られるわけではありませんよね。
子供時代に幸せな家庭で過ごさずに育った人の多くは、よその幸せな家庭を見て「憎い」と思ったり、結婚しても「経験していないから幸せな家庭の築き方がわからない」と思ったり、やっと幸せを掴みかけても「不安で壊したくなる」など戸惑うことが多いです。
なかには、自分が子供時代に得られなかったものを得ようと、焦って間違った結婚をする人も…。子供時代の家庭環境は子供の将来の結婚観に重大な影響を与え、我が子やその次の世代にまで悪影響を及ぼしてしまうことがあるのです。子供に豊かな未来をもたらすためにも、今ある自分たちの家庭を大切にして幸せな家庭を築いていきたいですね。
母の味なんてわからない
私は10歳の頃に両親が離婚し、父親に引き取られて成長しました。父は離婚後再婚をすることもなく私を育ててくれましたが、仕事第一の人だったので小学生の頃からスーパーでお弁当やお惣菜を買って一人で夕ご飯を食べていましたので、私は煮物や手作り料理などの、「母の味」というものを知りません。
結婚した今でも料理は苦手で、夫は「それでもいいよ」といってくれるので、おかずをスーパーのお惣菜でごまかしてしまうことが多いのですが、それを知ったお姑さんからはネチネチ「嫁失格」と言わんばかりにイヤミを言われます。
そもそも私は女性のいる家庭に育ってこなかったので、女性というものが怖いのです。仕事をしてもなんとなく女性の同僚の輪に入れず、疎外感を味わって仕事が長続きしなくて、今は夫のすすめもあって専業主婦なのですが、家に居ればなんだかんだとお姑さんや夫の姉達がやってきて、嫌な思いをするのでどうしたらいいのかわかりません。
最近はお姑さんが私ではなく、夫に対して私の悪口を言うことも多いらしく、夫は何かと私をかばってくれますが、このような状態では自分も夫も幸せな家庭を築けないのではないかといつも不安です。
夫の弟にムカつく
私は両親の実子ですが両親はなぜか弟の方ばかりを可愛がり、私はなんとなく家族からつまはじきにされて淋しい子供時代を過ごしました。私は高校卒業後すぐに実家を離れて就職し、その後職場の同僚だった夫と結婚しましたが、実家とは全く付き合いがありません。
こういった家庭の事情をすべて承知の上で、「幸せになろう」と夫は私にプロポーズしてくれたのですが、最近私が夫の弟の能天気さに我慢できず、口喧嘩が絶えません。というのも、夫の弟は大学を3年も留年し、25歳の癖にバイトもせずにご両親のお金で生活をし、兄である夫にも小遣いをせびってくるからです。
義父はまだ仕事をしているので息子を甘やかしても経済的も問題はなく、夫も年の離れた弟を可愛がっているのでしょうが、正直言ってそうやって成人した息子をいつまでも甘やかしている夫の家庭に我慢ができないときがあります。
私が25歳の時には自立して、一人ですべて賄って生活していたんですから。先日も夫が「両親と弟で家族旅行に行ったらしい」と、弟から送られてきた写メを見せてくれたところで口論になってしまいました。育った環境が違うとはいえ、不公平だという気持ちが捨てきれず、幸せな家庭を作りたいのになかなかうまくいきません。
幸せな家庭を築くための25の方法
もし、今の家庭に何らかの不安や疑問を感じているのであれば、大事なのはあなたがアクションを起こすことです。夫婦の仲がイマイチでも、親子関係がギクシャクしていても、家庭の中心になっているママが働きかければ、関係は改善できます。25の方法の中からできることを一つずつ実践し、幸せな家庭に向けての意識改革を始めましょう。
1挨拶を欠かさない
前日の夫婦喧嘩を持ち越していても、子供がどれだけ反抗しても、日常の挨拶はかかさずしましょう。「おはよう」「いただきます」「おかえりなさい」など、挨拶は家族のコミュニケーションをするきっかけでもあります。できるだけ明るく挨拶することで家族の心も明るくし、幸せな家庭に大切な安心感を与えましょう。
2悪口・愚痴は避ける
円満な家庭生活を送りたいのであれば、あらゆるトラブルは避けて通ったほうが無難。そのためには、悪口や愚痴を極力控えることが大切です。悪口や愚痴を言える相手は親密な相手ではありますが、やはり聞いた方は良い気持ちはしません。あなたが毒を吐くのをやめることで、その分家族は嫌な気持ちをすることがありませんので、幸せな家庭に大切な安らぎを与えられますよ。
3気持ちはストレートに伝えあう
家族の関係を崩れるのを恐れて、自分の意見や言いたいことを我慢していたのでは、あなたが幸せにはなれません。幸せな家庭は、あなたも含めて家族全員が幸せでいる必要があります。自分の気持ちを押し込めず、遠回しであいまいな表現をやめることで、家族はあなたの気持ちを理解しやすくなりますよ。幸せな家庭に大切なお互いを受け入れることを、家族全員で学んでいきましょう。
4可愛く甘えるのも手段の一つ
家庭生活が長くなると、どうしても家族に遠慮がなくなり、「〇〇して!」と高圧的な態度に出てしまいがちです。これでは相手に嫌な思いをさせて反抗心をもたせるだけ。幸せな家庭はできませんよね。女性であれば甘えることも幸せな家庭を築く一つの手法です。高圧的な言葉を、「〇〇してくれる?」と甘えに変えて、家族を良い気持ちにさせて賢くコントロールしていきましょう。
5家族を責めない
夫婦同士や家族同士で衝突してしまったり、家族が失敗した時に気安さから相手を責めてしまったりすることも多いですよね。けれど、家族のミスは責めるものではなく、フォローするのが基本です。家族を責めても関係を悪くするだけで問題解決にはつながりませんので、幸せな家庭にある安心感を失わせないように、家族を非難する気持ちは心の中にしまっておきましょう。
6相手の良い面を見つめる
家族の仲で不満があると、ついつい「〇〇してくれない」と相手の悪い面ばかりに注目してしまいますが、相手を恨んでいるばかりでは、幸せはやってきませんよ。相手を非難したくなったら自分自身の意識改革をして、相手の嫌な面ではなく良い面の方に目を向け、自分の気持ちを前向きにすることで幸せな家庭づくりに取り組んでいけるといいですね。
7相手をたくさん褒める
どんな人間関係でも円滑にするために一番良い方法は、相手を褒めて、褒めて、褒めまくることです。夫婦間や家族の間でも同じ。家族の場合は関係の親密さからついつい相手に辛口になってしまいますが、褒められたほうが相手への愛情が高まることは間違いありません。家族同士でも照れずに、積極的に褒めてよい関係を作っていきましょう。
8協調性を大事にする
家族が幸せでいるためには、家族という小集団だけでなく、近所や知人などの大きな集団とうまくやっていくことも大事。幸せな家庭にするためには、安定したトラブルのない社会生活を営むために家族全員が周りとの協調性を持って生活することが大事ですので、常識やマナーを家族で守って幸せな生活を送る努力をしましょう。
9記念日を大切にする
幸せな家庭を作るためには、家族で楽しむ機会を持つことが大切。夫婦の結婚記念日やお互いの誕生日、クリスマスやバレンタインデーなどのイベント、家族の記念日を積極的に楽しみましょう。面倒でもお互いに都合をつけ合うことで、愛情を深める効果がありますよ。
10感謝の気持ちは言葉にする
家族同士の気安さから、ついつい「わかってくれる」と思い込んでしまいがちですが、感謝の気持ちは思っているだけでは伝わりませんし、感謝の言葉を伝えないことで家族を失望させて関係を悪くしてしまいます。感謝の気持ちは言葉やメールなどにして相手にわかりやすく伝え、気持ちの通じ合う良い関係を維持しましょう。
11問題は家族で解決する
子供の育児や経済的な問題など、家族にかかわる問題が持ち上がった時に、「一人で解決しよう」と思うことは、長い目で見て家族のためにはなりません。問題がこじれた時に家族の仲を壊すダメージにもなりかねないので、家族の問題や大切なこと、大きな買い物などは必ず家族に相談し、意見を出し合って解決していきましょう。
12言うより聞くことに重点を置く
どんな人間関係でもいえますが、相手に会話を楽しませるポイントは、こちらが言うよりも聞くことに重点を置くことにあります。夫や子供が話しかけてきた時は、自分が会話をリードしてしゃべるのではなく、あくまでも聞き役に徹して、家族に思いや希望をしゃべらせることで、良い信頼関係を築いていきましょう。
13喜びや悩みは分かち合う
「病めるときも、健やかなるときも」という言葉があるように、夫婦や家族は喜びや悩みを共有することで、一番幸せを実感できます。喜びの報告を受けたときは少しオーバーなくらいに喜んで、悩みやくやしさの相談を受けたときは家族の心に寄り添って、お互いに気持ちを共有することで家族の絆をより深め、幸せな家庭を築いていきましょう。
14お互いに支えあう
夫婦になり家族を作ることの一番のメリットは、家族が支えあうことにあります。助け合い、足りないところを補い合う生活をしていくことで、「家族が愛してくれている」という幸せな家庭を実感することができますので、変なプラドは持たず、つらいときほど家族を頼ってお互いに幸せを実感できる環境を作っていきましょう。
15自分の価値観を押し付けない
夫婦はそれまで生まれも育ちも違う二人が結婚で結びついたもので、お互いの譲り合いと忍耐力なしでは成り立ちません。自分の価値観を押し付けるだけでは、お互いに反発しあうだけになってしまうので、まずは自分から譲って、相手の価値観も受け入れていきましょう。
親子の関係もそうですね。親が子供に価値観を押し付けてレールを引いているだけでは子供は幸せになれませんから、家族全体で譲り合い、お互いを尊重することを学んで幸せな家庭を育んでいきましょう。
16最低限のプライバシーは守る
夫婦・家族といえども、見られたくないものや守りたいプライバシーは絶対に存在します。そういった大事な部分に家族だからと入り込む権利は、誰にもありません。個人的な趣味や楽しみは最低限保証してあげる余裕を持つことで、お互いにストレスのない良い関係を維持し、安らげる幸せな家庭にしましょう。
17お金はシビアに管理
お金が大事というと拝金主義ととられかねませんが、幸せな家庭生活を送るためには、お金はとても大事。夫婦が好き勝手にお金を使い合っているのでは、先行きに対する不安はぬぐえません。お金の問題は微妙だからこそ、夫婦でしっかり話し合って家計を一つにし、今も将来も幸せな家庭であり続けるための備えを検討するなど、キッチリに管理していきましょうね。
18相手を喜ばせる努力をする
幸せな家庭を作りたいのであれば、自分の幸せだけではなく家族全員の幸せを考える必要があります。「相手に喜んでもらいたい」「楽しんでもらいたい」という気持ちを持つのはとても大切。
例えば、家族の好物で食卓を飾ってあげる、疲れている時にはマッサージをしてあげるなど、自分がしてあげることを何か一つ考えて相手を幸せな気分にしてあげましょう。
19相手に依存しない
家族が一致団結して支え合うことは大切ですが、相手の言いなりになってしまったり、頼り切ってしまったりするのでは自分自身が幸せになれません。また、家族の負担を増やして結局家族を不幸にしてしまいます。自分らしさや個性を大切にすることは、幸せな家庭を維持するために必要不可欠。自分も家族に依存しない、家族も自分に頼りきらない、そんな自立した関係を作っていきましょう。
20共同のルールや夢を持つ
家族が一つに団結する幸せな家庭を築くためには、家族で共通するルールや夢、目標を持つことも大切ですね。複数の人間がまとまるためには、やはりルールが必要。昔は家訓がある家庭も多かったですよね。
また、夢に向かって努力することは人間を成長させてくれます。全ての夢が叶うわけではありませんが、「みんなで節約して家を買う!」という大きな目標でも、「みんなで節約して外食!」というささやかな目標でもいいので、家族全員でコツコツと目標に向かって一致団結するようなきっかけを作っていきましょう。
21夫婦はいつも尊重しあう
家族の基本は夫婦です。夫婦仲が良くなければ幸せな家族にはなれませんので、まずは夫婦関係を良くするところから見直しましょう。夫婦が仲良く暮らすには、愛情と信頼、そして何よりお互いを思いやって尊重し合うことが大切。夫婦で暮らしていると、意見が衝突することもありますが、相手の意見も尊重して幸せな家庭を作っていきましょう。
22女性としての美しさは捨てない
妻となり母となると、育児や家事に追われて女性としての役割を忘れてしまいがちですが、女性はいつまでたっても女性です。夫にとっても「守るべき妻」であることを意識させることは、良い夫婦関係や幸せな家庭を維持するために重要。子供にとっても母親は女性像の原点となるため、面倒でも最低限のスキンケアやヘアケアを忘れず、キレイでいるための努力を続けましょうね。
23家族でキレイをキープする
家族が住む家は、環境よく守られてこそ幸せな家庭となります。家事の分担は夫婦や家庭それぞれですが、家族一人一人が何らかの役割を受け持って、家族全員で協力して掃除をし、居心地のいいきれいな家をキープするようにしましょう。家族一人一人が手をかけることで、「家を守る」という気持ちが生まれますよ。
24義両親や親族を大事にする
結婚すると、お互いの両親や親戚との面倒なお付き合いが増えてきますが、こういった親戚関係はパートナーのそれまでの人生の基盤となるもの。付き合いを否定することはパートナーの否定にもつながり、良い夫婦関係は構築できません。適切な距離感を保ってお互いの義両親や親戚と良好な関係を作ることで、安定した幸せな家庭を作っていきましょう。
25自分自身の人生を楽しむ
女性は家族を持つと、家庭や子供ばかりを優先させて自分の希望や趣味などを後回しにしてしまいがち。そうして結局は「家族のために好きなことができない」という恨みを作り、家族の関係を悪くしてしまうのです。家族はあなたに犠牲を求めているわけではありません。自分自身の楽しみをもって、家族と同じように自分自身も幸せにすることを考えましょう。
幸せな家庭とは、言うは易く行うは難し
結婚は人生における大きな転機。多くの人は愛する人と結婚をすることが「幸せになれること」と思い込んでしまいがちですよね。でも、実際には全ての人が幸せな家庭を築くことができるわけでなく、努力をしなければ、幸せな家庭を得ることはできません。
幸せな家庭とは「言うは易く行うは難し」という故事がピッタリのもの。25の方法にも理解できない難解なものは含まれていません。ところが、これを実践するとなると結構大変で「私ばかりが我慢して努力しなければいけないの?」と悲しくなってしまう人もいるでしょう。
25の方法の中には、あなたにとって当たり前のことも困難なこともありましたよね。それは他の人も同様。身についていれば当たり前、身についていないから困難なのです。幸せな家庭を自然に築いている人の多くは、これらのことを子供の頃から少しずつ身につけて実践しているだけ。
ですから、自分の人間性を高めることにもつながり幸せな家庭も手に入るこの方法を、「こんなにたくさんできるわけない!」と諦めず、簡単でできそうなことから一つずつ実践してみましょう。次第に夫や子供の様子にも変化が見えてきますよ。夫婦や家族で少しずつ歩み寄れる関係を築き、幸せな家庭に向かって前進していきましょうね。