離乳食にいちごがオススメなワケに関する記事

離乳食のいちごはいつから?そのままはダメ?簡単レシピ

離乳食のいちごはいつから?そのままはダメ?簡単レシピ

離乳食のいちごは赤ちゃんに必要な栄養がとれるおすすめの果物。こちらでは赤ちゃんは離乳食でいちごをいつから食べられるか、そのままはいつからOKか、初期・中期・後期・完了期のおすすめレシピ、苦手克服体験談などを紹介します。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  離乳食のいちごはいつから?そのままはダメ?簡単レシピ

離乳食のいちごで赤ちゃんにこそ必要な3つの栄養素を食べさせよう

離乳食で食べさせたい春が旬のいちご。近頃では一年中見かける子供達が大好きな果物ですが、人気のいちごには美味しいだけではなく、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素が多く含まれています。

こちらでは離乳食でいちごをいつから食べられるか、そのまま食べられるのはいつからか、イチゴに豊富な栄養素、初期・中期・後期・完了期のおすすめお手軽レシピ、いちごの酸味が苦手な子への離乳食克服体験談などを紹介します。

「いちごって酸味が強いけど大丈夫?」「離乳食だから生であげるのはダメ?」「いつ頃からどれくらいあげたらいいの?」などの疑問を解消し、自信をもって進めましょう。

離乳食にいちごをおすすめする理由!赤ちゃんにこそ必要な3つの栄養素

離乳食にいちごを食べさせるのって「あのプツプツは大丈夫?」「生ものだから加熱した方がいい?」などと、初めての場合心配になるママも少なくありませんね。でも、できるだけ生であげてください!その理由はいちごに含まれる健康効果の高いビタミンCペクチンにあります。

1ビタミンC

離乳食を食べさせられる赤ちゃん

ビタミンCというとレモンと思いがちですが、実はいちごを食べるほうが効果的にビタミンCを取り入れることができます。ビタミンCは、同じ量で比べるとレモン(皮ごと)の方が多く含まれるのですが、皮まですりおろして生のレモンを食べるのは大人でも難しいですよね。ところがいちごならレモンより「量」をとりやすいので、結果的にレモンよりビタミンCを多く摂取できるということになるのです。

ビタミンCは赤ちゃんの脳の発達に必要な非ヘム鉄の吸収を助ける栄養素!緑黄色野菜から吸収できる非ヘム鉄を効率よく摂取できます。

ビタミンCにはストレスへの抵抗力を高め、ストレスを受けにくくする作用もあると言われています。赤ちゃんの夜泣きがヒドイなどの様子から、「この子、繊細なのかも」「ストレスに弱いのかも」と心配なママは、継続していちごを食べさせてみてはいかがですか?ビタミンCは体内に蓄積されず尿から流れ出てしまいますので、一度食べさせたからOK!ではなく、定期的に食べさせるようにしましょう。

いちごの与え方に注意!

ビタミンCは熱に弱い水溶性の栄養素です。加熱すると壊れ、ヘタをとって水洗いすると流れ出てしまいます。積極的に生のまま離乳食に加えてことで、その栄養を吸収できます。

2ペクチン

授乳期の赤ちゃんに多いお悩み、便秘や下痢。この問題を解決するのにも、いちごは効果を発揮してくれます。いちごに含まれるペクチンには整腸作用があり、便秘や下痢を予防する働きがあるのです!腸内環境がよいと栄養素の吸収率が高くなり、体力増強や疲労回復効果が期待できます。日常的に摂取させてあげたい栄養素ですね。

ただし、いちごにはビタミンCやキシリトールが含まれています。ビタミンCは下痢をしているときに摂取すると、逆に胃腸を刺激してしまいますし、キシリトールも摂り過ぎると下痢の元になることがありますので、赤ちゃんの様子を見て適度な量を与えるようにしましょう。

また、ペクチンにはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの濃度を低下させる働きがあると言われ、アレルギーの予防効果も期待できます。赤ちゃんがアレルギー体質になることを心配しているママは、ぜひ離乳食からいちごを美味しく食べさせてあげましょう。

3キシリトール

いやいや顔で離乳食を頬張る赤ちゃん

「いちごを食べると虫歯にならない!」と聞いたことがあるママもいるのではないでしょうか?苺には虫歯予防でお馴染みのキシリトールが豊富に含まれています。このキシリトールは歯のエナメル質を丈夫にし、食べかすや虫歯菌によってエナメル質が溶けて虫歯になってしまうのを防ぎ、更に溶け始めたエナメル質を健康な状態に戻す働きがあります。

キシリトールは熱に強いため、幼児期になってもジャムにするなどして、こまめに食べさせてあげたいですね。ただし、ジャムの場合砂糖も入っていますので、食べた後の歯磨きは必要です。

離乳食にいちごって大丈夫?

離乳食にいちごをあげることで、ママ達が心配になるのが食物アレルギーでしょう。食物アレルギーというと、卵や乳製品、えびやカニといった甲殻類を真っ先に思いつきますが、実は果物にもアレルギーの原因となるものがあります。なんと離乳食に取り入れやすりりんごやバナナもアレルギーの原因となることがあるのです。

アレルギーは様々な食材でおこる可能性があり、いちごも例外ではありません。食品衛生法によってアレルギーを引き起こす可能性が高い卵などの7品目「特定原材料」と、キウイフルーツやバナナなどのアレルギーの原因になりうる20品目「特定原材料に準じるもの」が定められていますが、いずれにもいちごは入っていません。

ただし、体質というものがありますので、ごく少量から取り入れるとよいでしょう。口の周りに湿疹が出た、口内や口の中がイガイガするなどの場合は、アレルギー専門医を受診して検査しましょう

離乳食初期(生後5、6ヵ月)のいちごおすすめレシピ&調理のポイント

この時期の赤ちゃんは離乳食を始めたばかりで、舌を上手く動かすことができないためすべてを丸のみします。そのため、赤ちゃんものど越しの良いものを好む傾向がありますので、繊維が残らないようよくすりつぶすか裏ごしし、できるだけ種をとってあげると赤ちゃんも飲み込みやすいでしょう。

この時期は1回の食事で野菜・果物の量は小さじ1杯程度なので、色々な食材を与えるようになったら、いちごも食べさせてみましょう。やや酸味があるものもありますので、赤ちゃんが嫌がる場合にはおかゆや、ゆでてすりつぶした豆腐を混ぜると食べやすくなります。

生後5ヶ月から6ヶ月のいちごの離乳食

離乳食中期(生後7、8ヵ月)のいちごおすすめレシピ&調理のポイント

赤ちゃんもママも離乳食に慣れてきたころです。やや形が残るくらいに刻んでつぶしてあげるとよいでしょう。前歯が生え始める赤ちゃんも増えてきますが、まだまだこの前歯を使って食べることはできません。母乳のほかにミルクを与えている場合には、お湯で溶いたミルクを少量混ぜてあげても食べやすくなります

量は1回の食事で野菜・果物を20~30g程度取り入れることができます。キャベツを柔らかく煮て細かく刻んだものと混ぜる、乳製品にアレルギーがないようならヨーグルトのプレーンタイプを混ぜてフルーチェ風にする、なども赤ちゃんが食べやすくてよいでしょう。

生後7ヶ月から8ヶ月のいちごの離乳食

離乳食後期(生後9~11ヵ月)のいちごおすすめレシピ&調理のポイント

赤ちゃんの食べ方にも個人差が出てきて、手づかみで食べようとする赤ちゃんもいるでしょう。指先で手掴みできるように、形が残る5、6㎜サイズにカットするとよいでしょう。量は1回の食事で野菜・果物30~40gが適量です。

生後9ヶ月から11ヶ月のいちごの離乳食

寒天をお湯で煮溶かして冷蔵庫でやわらかめに固めたものを崩し、カットしたいちごとあえてフォローアップミルクなどを少量かけ、デザード風にすると赤ちゃんのお気に入りになるかもしれませんね。

ただし、この時期上あごに押し付けて潰し、さらに左右の歯茎で潰して食べますので、のどに詰まらせないように寒天の堅さや大きさには注意しましょう。

ゼラチンは動物性のもので、まだまだ未熟な赤ちゃんの内蔵に負担になります。ゼラチンを主成分としている市販のゼリーや製菓用のゼラチンなどは1歳を過ぎてから徐々にあげることをおすすめします。

離乳食完了期(生後1歳~1歳半)のいちごおすすめレシピ&調理のポイント

食べる量も増え、味をつける前の大人の食事を利用して離乳食を作ることができるようになり、離乳食作りが大分楽になるママが増える時期ですね。

量は1回の食事で野菜・果物を50g程度取り入れることができます。また、食事でとり切れない栄養素をおやつとしてあげ始める時期です。いちごは虫歯予防に効果があり子供も食べやすい果物のため、この時期のお子さんに人気のおやつメニューですね。

家事に育児にと忙しいママは、いちごを手掴みしやすい大きさにスライスし、食パンに乗せるだけの簡単レシピがおすすめです。遊び食べをするかもしれませんが、食べながら遊んでいる隙にママも一緒におやつタイムをとり、ホッとひと息ついてはいかがでしょうか。

生後1歳から1歳半のいちごの離乳食

離乳食のいちごを食べない!先輩ママのアドバイス

赤ちゃんが嫌がるようなら無理に食べさせる必要はありませんが、出来るだけ好き嫌いなく、いろんな食材を食べられるようにしてあげたいですよね。先輩ママのちょっとしたコツ、まねしてみませんか?

双子ママ
32歳

A色もカワイイ!ピンクのいちご蒸しパン!

我が家の子供は双子のため毎日バタバタとしていて、離乳食に力を入れることができませんでした。そのため、果物をあげはじめたのも1歳を過ぎてから、他のお子さんよりかなり遅いデビューとなってしまいました。

そのためか、バナナはよく食べましたが、イチゴは食べてくれませんでした。安物を買ったため、あまり甘くなかったのかもしれません。あまいヨーグルトをかけたりもしましたがそれでも食べてくれず…。

悩んだ末、パン好きを利用し蒸しパンを作ってみました。といってもアレコレ調合とかは苦手なので、ピジョンで出してる「レンジで蒸しパン」という、混ぜてチンするだけの商品を使いました。

かぼちゃとか味がついてはいるのですが「いちごミルク」味につぶしたいちごを混ぜたものをおやつにあげてみるとぱくぱく食べてくれました!

だんだんいちごの大きさを大きくして入れていってもイケる!と思ったときに、カットした生イチゴを蒸しパンのうえに置いてだしてみるとうっかりしたのか、そのままにぎって食べてくれました(笑)少しずつ味に慣れさせたのがよかったのかもしれません!

レンジで蒸しパン いちごミルク

レンジで蒸しパンいちごミルクの画像 ピジョン Pigeon

かなちゃん
38歳

Aさがほのか強し!

上の子はいちご大好き君なのに下の子は私に似てあまりいちごが好きではなかったらしく、初めて果汁を口に入れて以来、何度もチャレンジしましたが受け付けてくれませんでした。

  

私自身、好き嫌いが多くて苦労したので、子供達には好き嫌いがない子に育って欲しいという願いを持っていました。そのため粉ミルクを溶かしてイチゴジュースを作ったり、バナナと一緒に潰して混ぜたりして出してみましたが、一向に食べてくれませんでした。

「やっぱり私の娘だけあって、いちごは嫌いかぁ」と思ったのですが、フッと「あれ?私ってなんで子供の頃いちごが嫌いだったっけ???酸味だ!」と思ったんです。

そこでいつもはとにかく一番安いいちごを買っていましたが、酸味が少なく甘いと評判のさがほのかを勇気を振り絞って買ってみました。すると娘は食べてくれたんです。

もちろん毎回高いさがほのかは買えません。でも好みに合えば食べてくれることが分かったせいか、なんとなく私の焦りはなくなりました。悩んでいるママは子供は何が苦手で食べないのか、考えてみるといいですよ。

旬好き
28歳

A無敵のヨーグルト

息子は離乳食の好き嫌いがとにかく激しく、おかゆ以外はバナナとヨーグルトと納豆しか食べようとしませんでした。

それ以外の食べ物は基本的に嫌がり、果汁も果物も当然ダメ。みじん切りにしてお粥に混ぜてもダメ。トロミをつけてもダメ。そこで大好きなプレーンヨーグルトにいちごの果汁を小さじ半分混ぜ、そこから少しずつ量を増やして風味に慣らしていきました。

早い段階から慣らしたからか、今1歳10ヶ月ですがイチゴが大好きになりましたよ。好き嫌いにはほんの少しずつからでも好きなものと混ぜて慣らしてあげるのがおすすめです。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

この記事に関連した特集ページ

おすすめの記事