離乳食のバナナレシピに関する記事

『離乳食のバナナはいつから?与え方やおすすめレシピ』

離乳食でバナナはいつからから、どのように与えればよいのでしょう。初期・中期・後期・完了期の調理のポイントや量、おすすめレシピ、皮が黒くても食べられるのか、常温・冷蔵・冷凍での保存方法などを紹介します。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  離乳食のバナナはいつから?与え方やおすすめレシピ

離乳食のバナナはいつから?初期から食べられるけどひと手間加えて

バナナは離乳食初期から食べられる食材。甘味の強いりんごと同様に離乳食では人気の果物ですが、離乳食初期の赤ちゃんにそのままのバナナを与えても食べられません。

柔らかく赤ちゃんが食べやすそうなバナナですが、離乳食なのでさらに食べやすくひと手間加える必要があります。

国の離乳食への方針|自己判断で開始を送らせるべきではない

2019年3月に改定した厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド(改定版)」では、アレルギーが明らかで医師の指導がある場合以外は、気にせず進めて異常が出たらすぐ医師に相談するように記されています。

改定以降、バナナなどの開始時期を遅らせる考え方が必要な栄養の不足に繋がる恐れもあるため、赤ちゃんの体質への不安から自己判断で除去したり遅らせたりしないで進める指導に変わりました。

バナナもあまり心配し過ぎず、いざとなったらい病院に駆け込める午前中に少量から試してみましょう。

離乳食でバナナをそのまま与えるのはいつから?加熱は中期から不要

バナナを加熱する必要があるのは初期のみ。食べられることを確認して飲み込みに慣れた中期からは、加熱する必要はありません。

ただし皮をむいた状態のバナナをそのまま与えても、喉に詰まらせる恐れがあります。中期になっても噛んで食べるにはまだ硬すぎです。

加熱すると柔らかくなるので、各段階でのバナナの調理ポイントを把握して、食べやすい離乳食にしてあげましょう。

離乳食のバナナ調理のポイント|初期・中期・後期・完了期の与え方

離乳食ではどの段階でどのようにバナナを調理すると、赤ちゃんが喉に詰まらせることなく、飲み込みや噛む練習ができるのでしょう。

離乳食初期|バナナのすり潰しを伸ばして茹でるかレンジで加熱

離乳食初期はどの食材もポタージュスープやヨーグルト状にして与える時期。そのままの硬さのバナナが上手に食べられるのは、離乳食後期以降です。

初期はすり潰したり水や粉ミルクで伸ばしたりして飲み込みやすい状態にし、電子レンジや鍋で加熱してから与えましょう。

離乳食中期|バナナを2~4mmの角切りにして加熱するか潰して和える

離乳食中期は2~4mmの豆腐の硬さくらいの小さな塊を舌で潰す練習をする時期なので、バナナを潰してから噛み応えのある野菜などと和えて、丸呑みせずモグモグする練習ができるように硬さを調節します。

離乳食にバナナを刻んで与えたい場合は、電子レンジで加熱するとより甘く柔らかくなるので、冷ましてから食べさせましょう。

離乳食後期|バナナを5~8mm角かスティック状に切る

バナナは後期の離乳食に適した硬さなので、はじめは5~6mmの角切りにし、慣れてきたら最後の方は7~8mm角にして与えてみましょう。

バナナのスライスは皿に張り付いて自分で食べにくいので、スティック状に切って出すと手づかみ食べのよい練習になります。

離乳食完了期|バナナを1cm角かスティック状に切る

完了期になると手で丸太の形に輪切りにした厚さ5cmくらいのバナナをパクパク食べる子も増えてきますが、美味しいのでうっかり咬まずに飲み込むこともあります。

そのままの太さで与えず1cm角に切ってヨーグルトと和えたり、太めのスティック状に切って与えましょう。

バナナに含まれる赤ちゃんに嬉しい6つの栄養素

バナナはやわらく離乳食として与えやすい果物ですが、赤ちゃんに摂らせてあげたい栄養も豊富に含まれています。

1トリプトファン|情緒の安定に重要な栄養素

バナナ10gには1㎎のトリプトファンが豊富に含まれています。トリプトファンは体内で最終的に脳内の神経伝達物質セロトニンに変わりますが、脳内のセロトニンの量は食べたトリプトファンの量と比例します。

セロトニンには感情をコントロールして情緒を安定させる働きがあり、トリプトファンは肉や卵、チーズや魚といったたんぱく質に多く含まれています。

ただし野菜や果物には少ないので、たんぱく質の量が少ない離乳食期間中だからこそ、バナナは赤ちゃんにとって嬉しい食材です。

2食物繊維|便通に大切な栄養素

バナナに含まれる食物繊維は水に溶けて便を柔らかくする水溶性食物繊維と、便の量を増やして腸の運動を刺激する不溶性食物繊維の2種類がバランスよく含まれています。

3ビタミンB1|糖質をエネルギーに変える栄養素

バナナにはビタミンB1が含まれていますが、このビタミンB1には糖質をエネルギーに変える働きがあり、赤ちゃんに必要不可欠な栄養素です。

4マグネシウム|骨や歯の健康に欠かせない栄養素

バナナにはカルシウムの吸収率をアップする働きがあるマグネシウムが豊富に含まれています。

カルシウムはヨーグルトや小松菜に豊富に含まれているので、離乳食では和えて食べさるとよいでしょう。

5カリウム|汗っかきな赤ちゃんに大切な栄養素

カリウムには体内のナトリウムのバランスを整える働きがあるため、とり過ぎた塩分を体外に排出してくれます。

「赤ちゃんの場合、離乳食では味付けを控えて塩をあまり使わないから、ナトリウムの心配はない」と思うでしょうが、野菜や魚、乳製品、肉、米にまでナトリウムは含まれているので、薄味の離乳食を食べる赤ちゃんであっても気を配る必要があります。

赤ちゃんは汗かきでおしっこの回数も多いのですが、カリウムは汗やおしっこで体外に排出されるため、特に夏場は意識して補給する必要があります。

6葉酸|DNAの合成などに重要な栄養素

バナナは赤ちゃんが葉酸を手軽にとれる食材。バナナに含まれる葉酸はピーマンと同じくらい。

味も苦いピーマンよりバナナの方が食べやすく、甘くておやつにも適しているので離乳食にはおすすめです。

皮が黒いバナナを離乳食であげてもいい?シュガースポットは熟れ頃の証

バナナの黒い部分は「シュガースポット」と呼ばれ、熟して甘みがあり最もおいしくなったサイン

皮が黒いバナナは、離乳食で赤ちゃんに与えてもOKですし、むしろバナナが熟しているためお腹にやさしく、柔らかいので赤ちゃん向きです。

離乳食に使うバナナの常温・冷蔵・冷凍保存&レンジ加熱

赤ちゃんの離乳食で使うバナナは、放っておくとすぐ熟してしまうので「上手に使い切る保存方法を知りたい!」というママも多いでしょう。

常温や冷蔵、冷凍の保存方法、冷凍バナナの解凍方法をご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。

バナナの常温保存の方法|25℃以下の風通しのいい場所にぶら下げる

バナナは常にエチレンガスを出し、このガスによって熟していきます。そのため房ごと袋に入れて密封すると、エチレンガスが溜まって傷みやすくなります

離乳食用のバナナを長持ちさせるためには、できるだけエチレンガスが発生しないように、次の要領で保存しましょう。

  • バナナの房の根元をラップでぐるぐる巻きにする
  • バナナスタンドやハンガーなどに吊るす
  • 直射日光の当たらない風通しのいい場所で常温保存

バナナは25℃以上になると熟成が加速して傷みやすいのですが、熱帯の果物ですので気温が低すぎても低温障害を起こします。そのため、室温が25℃以下の場合は、できるだけ冷蔵庫に入れずに直射日光の当たらない風通しの良い場所で常温保存しましょう。

また、バナナの丸い背中部分を下にして置くと、房の重みでつぶれて潰れてしまい傷みやすくなりますので、バナナスタンドに吊るすのがおすすめ。さらに、エチレンガスを発生させているバナナの房の根元をラップで包むことで、エチレンガスの発生が抑えられるのでバナナは長持ちしやすくなりますよ。

バナナの冷蔵保存方法|1本ずつ新聞紙に包み袋に入れて野菜室へ

室温が25℃以上になる夏場は、バナナを冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

  • バナナを1本ずつに分け新聞紙などで包む
  • ポリ袋に入れて口を輪ゴムで縛る
  • 野菜室で冷蔵保存

冷蔵庫で保存すると皮が黒くなっても比較的長い間実がしっかりしています。これは常温で熟れた状態になっていないためです。赤ちゃんに与える離乳食用のバナナは、1~2日前に冷蔵庫から出して常温に置いておくと熟して甘くなります。

バナナの冷凍保存方法|皮をむいてラップで包み冷凍庫へ

バナナは冷凍すると抗酸化作用のあるポリフェノール量が増加するので、より体にもいいというメリットがありますよ。また、熟成が進むのでたくさん買ってきたときに冷凍保存しておくと便利。離乳食初期には食べる量も少ないので、バナナの皮をむいて丸ごとラップで包み冷凍保存し、食べる分だけすりおろすとそのまま使えるので重宝します。

  • 皮をむき、一回に食べる分量の大きさに輪切りにする
  • ジッパー付き保存袋に入れ、平らにして冷凍

冷凍したバナナをレンジ解凍すると、裏ごしやすり潰しをしなくても柔らかくなるので、そのまま離乳食として利用するのにとても便利。そのままで与えても美味しいですし、パンにジャムとしてのせても美味しく食べられます。

冷凍バナナのレンジ解凍

目安としては600wで10~20秒くらいで解凍できます!レンジ加熱したバナナは甘みが増し、トロッとした食感になります

離乳食初期・中期・後期・完了期のバナナの量

最初はスプーン1杯から様子を見ながら食べさせましょう。バナナを食べすぎると満腹感が得られるため、それだけでお腹いっぱいになります。

一度にたくさんの量を食べることができない赤ちゃんは、他の離乳食メニューを食べなくなってしまうことがありますので注意してください。

乳幼児がバナナを食べすぎると、食物繊維が豊富なためお腹の調子が悪くなることもあります。1回の食事量で与えるバナナの量は下記が上限の目安となりますが、これは野菜と果物全体の1回の目安量なので、他の野菜と量の調整をしましょう。

離乳食段階別のバナナ一回の目安量

  • 初期:1匙~約20gまで
  • 中期:約20~30g
  • 後期:約30~40g
  • 完了期:約40~50g

離乳食初期のバナナおすすめレシピ

バナナは糖質が主体なので主食代わりにもできます。ペースト状にしてあたえますが、冷凍バナナをすりおろしてレンジで加熱調理すると、楽々ペースト状に調理できます。

バナナ豆腐

材料:バナナ15g、豆腐5g

  1. 豆腐はゆでてすりつぶす
  2. バナナはすりつぶし、1とあえる

バナナの野菜ミックスのレシピ

材料:バナナ5g、人参5g、キャベツ5g

  1. 電子レンジで加熱したバナナをすり潰す
  2. すりおろしたニンジンを電子レンジで加熱する
  3. 電子レンジで加熱したキャベツの葉先をすり潰す
  4. 1~3をよく混ぜ合わせる

離乳食中期のバナナおすすめレシピ

離乳食中期はモグモグと口を動かし、食べ物をつぶして飲み込む練習をする時期です。バナナをすり潰して食べさせると、舌と上あごを使ってモグモグ食べますが、そのままではまだ潰せませんので注意しましょうね。

この時期は少し食感のあるコーンフレークをバナナと一緒に与えるには最適ですよ。整腸作用のあるバナナとヨーグルトを一緒に取ることで赤ちゃんの便秘解消にもなります!朝食にもお勧めのレシピです♪

バナナヨーグルトコーンフレーク

材料:バナナ20g、プレーンヨーグルト大さじ2、コーンフレーク大さじ3

  1. コーンフレークは細かく砕く
  2. コーンフレークをヨーグルトでふやかしながら混ぜる
  3. バナナは薄く輪切りにしてレンジで温め、すりつぶす
  4. コーンフレークにバナナをのせる

バナナミルクパン粥のレシピ

材料:バナナ5g、食パン10g、調乳した粉ミルク大さじ2杯

  1. 電子レンジで加熱したバナナをすり潰す
  2. 食パンは包丁でみじん切りにする
  3. 鍋に調乳したミルクと1、2を加えて弱火にかけて一煮立ちさせる

バナナとブロッコリーのミルク煮のレシピ

材料:バナナ15g、ブロッコリー5g、玉ねぎ5g、調乳したミルク大さじ2杯、片栗粉少々

  1. 電子レンジで加熱したバナナをすり潰す
  2. ブロッコリーの穂先と皮をむいた玉ねぎをみじん切りし、電子レンジで加熱してすり潰す
  3. 小鍋に粉ミルクと1、2を入れて弱火にかけて一煮立ちさせる
  4. 水溶き片栗粉を加えてとろみをつける

バナナのマッシュポテト和えのレシピ

材料:バナナ15g、ジャガイモ15g、調乳したミルク小さじ1杯

  1. 電子レンジで加熱したバナナをすり潰す
  2. 皮をむいたジャガイモを5mm程度のサイコロ状に切る
  3. 耐熱容器に粉ミルクと6を入れて電子レンジで加熱し、熱いうちに潰す
  4. 1と3をよく混ぜる

離乳食後期のバナナおすすめレシピ

豆腐くらいのものがモグモグと食べられるようにった離乳食後期の赤ちゃん。1日3回食になり、離乳食から多くの栄養をとるようになりますので、献立も栄養バランスを考えるようにしましょうね。熟したバナナくらいだと歯茎で潰して食べられるようになります。さいの目などに切って与えると食べやすくなりますよ。

卵や牛乳が食べられるようになったら作れる、おやつにピッタリなバナナプリンをご紹介します。バナナの甘さだけで作った素朴なプリンです。冷凍バナナをレンジ解凍したバナナを使うと、裏ごしの手間が省けて簡単に作れますよ。ママも一緒に食べてしっかり栄養補給しましょうね♪

バナナプリン

材料(4回分):バナナ1本、卵1個、牛乳200ml

  1. バナナをつぶし、裏ごしをする。卵をほぐして、茶こしなどでこす
  2. 卵と牛乳を泡立てないように、お箸でくるくる混ぜる
  3. バナナを加えて、その液を更にこす
  4. フライパンに3cmほど水を張り、液を流し込んだ型を置き、中火→沸騰したら弱火にして5分
  5. 固まったら取り出して、粗熱を取って冷蔵庫で冷やす

バナナとサツマイモのマッシュボールのレシピ

材料:バナナ10g、さつまいも20g、片栗粉少々

  1. 電子レンジで加熱したバナナをすり潰す
  2. サツマイモは皮をむいて5mm角に切ってから水にさらす
  3. 2を電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、熱いうちに潰す
  4. 3に1と片栗粉を混ぜ、2個のボール状にまとめる。
  5. 耐熱容器に4をのせてふんわりとラップをかけ、1分程度電子レンジで加熱する

離乳食完了期のバナナおすすめレシピ

満1歳になりバナナくらいのかたさの離乳食を上手にカミカミできるようになったら、完了期へ進めます

赤ちゃんの胃は小さいので1回に多くの量は食べられません。

完了期からは1日1~2回のおやつが必要になるので、離乳食だけではカバーできない栄養を補うのにバナナはおすすめの果物です。

後期頃から、赤ちゃんが食べたい!という欲求が出てきて、指先を使ってつまんだりで食べたりすることができるようになります。こちらでは、手づかみ食べができる栄養たっぷりのバナナパンケーキをご紹介しますので、たくさん作って余ったら冷凍保存するのもおすすめ。

バナナパンケーキ

材料:バナナ15g、ホットケーキミックス大さじ2、牛乳大さじ1/2、油少々

  1. バナナは小さくきざむ
  2. ホットケーキミックス、牛乳、1を混ぜる
  3. フライパンに油を薄く引き、両面をこんがり焼く

バナナソースのパングラタンのレシピ

材料:バナナ20g、カッテージチーズ5g、食パン1/4枚、牛乳大さじ2杯

  1. 輪切りにして電子レンジで加熱したバナナを荒くすり潰し、カッテージチーズとよく混ぜ合わせる
  2. 食パンを1cm大にちぎり、牛乳をふりかけて浸み込ませる
  3. アルミカップに2を盛り、1を上からかけてオーブントースターで3~5分程度焼く
この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

この記事に関連した特集ページ

おすすめの記事