離乳食中期おせちレシピ&おせちの意味に関する記事

『離乳食中期のおせちレシピ5&おせちの意味と正月食材11』

離乳食中期の赤ちゃん用おせちレシピ!簡単だけど見栄えがしておめでたい手作りお正月料理で、初正月を祝いましょう。

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離乳食中期の赤ちゃん用おせちレシピ5品&おせちの意味11

離乳食中期の赤ちゃんが喜ぶおせち料理を、簡単レシピを参考にして作ってみませんか?
赤ちゃんにとっての初正月ですので、「おじいちゃん・おばあちゃんや親戚と一緒にお祝いする!」「年末年始は鉄道や道路も混雑するし、インフルエンザなどの感染症も流行するから、自宅で家族水いらず!」など、各ご家庭でそれぞれ楽しい時間を過ごすプランを立てている事でしょう。

そんなプランに赤ちゃん用の手作りおせち料理をプラスすることで、赤ちゃんだけでなく、旦那さん、兄姉、おじいちゃん・おばあちゃんまで「かわいいね~」「美味しそう」と、楽しんでくれますよ。
こちらでは、離乳食中期の赤ちゃん用おせちレシピと、お正月定番11品のおせちの意味をご紹介します。

離乳食中期の初正月おせちレシピ5つ

離乳食中期の赤ちゃんでも食べられる、おめでたいおせちレシピをご紹介します。離乳食中期の生後7ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんが、普段から離乳食によく食べているような食材を使った簡単レシピですので、安心して食べさせることができ、年末に冷凍ストックを用意しておけば、元旦にはパパっと簡単に作れちゃいますよ♪

1日2回食に進んでいる離乳食中期は、1日に必要な栄養の30~40%を離乳食からとるのが理想とされています。手づかみで食べることに興味を持ち始める赤ちゃんもいますので、栄養バランスを考えながら、赤ちゃんが自分で手を伸ばし、食べたくなるようなメニューにしたいですよね。

離乳食中期のおせちレシピの味付け

離乳食中期は、少量なら調味料の使用も可能ですが、味覚の発達や内臓の負担を考え、素材の味を楽しめるようにすることが大切!離乳食おせち料理に味付けをする場合は、薄い昆布だしだけで十分です

かぼちゃの花飾り

かぼちゃを茹でて、梅の花を型取ったレシピです。金運を表すかぼちゃの黄色を取り入れた、華やかなおせち料理で、真ん中にほうれん草をのせることにより、緑色がかぼちゃの黄色を引き立たせ、食欲をそそります。

大人用のおせち料理で栗きんとんを作る場合は、さつまいもを少し赤ちゃん用に少量取り分け、かぼちゃではなく、さつまいもで作ってもよいでしょう。

また、余裕があればジャガイモにほうれん草ペーストを混ぜた緑のお花や、さつまいものお花、かぼちゃのお花…と、2・3色のお花を作ってあげると、より一層華やかになりますよ。

かぼちゃの花飾りのレシピ

材料:かぼちゃ、ほうれんそう、梅の花のクッキー型

  1. かぼちゃは、皮をむいて柔らかく茹ででつぶし、梅の花の型取りをする
  2. ほうれん草は、茹ででアク抜きをし、みじん切りにする
  3. 1のかぼちゃの真ん中に、ほうれん草をのせる

鯛と里芋のお魚さん♪

お正月には「一匹の焼鯛」が、おせち料理と共に食卓に並べられることが多いですよね。大人向けの鯛は、塩がきいていて離乳食中期の赤ちゃんには不向きのため、離乳食中期の赤ちゃんでも食べられる、可愛いお魚レシピをご紹介します。

鯛だけでは型取りが難しいので、粘り気の強い里芋を混ぜることで、型取りしやすくなります。目の部分は、柔らかく茹でて皮を剥き、半分に切った小粒の黒豆を飾りとして使用していますが、食べたことがない赤ちゃんには、円形に切った海苔で代用することもできます。実際に黒豆を赤ちゃんに食べさせる場合は、細かく刻むかすり潰して与えましょう。

鯛と里芋のお魚さん♪のレシピ

材料:鯛10~15g、里芋1個、黒豆1/2粒

  1. 鯛は、茹でて、つぶす
  2. 里芋は、皮をむき、柔らかく茹でて、つぶす
  3. 鯛と里芋を混ぜ合わせて、魚の形に成形する
  4. 柔らかく茹でた黒豆の皮をむき、半分に切って魚の目の位置にのせる

大根と人参のすまし汁

お正月のお雑煮の味付けや具材は、地方や各ご家庭により違いがあり面白いですね。昆布やかつおだしのお雑煮を作られるご家庭なら、味付け前の汁を取り分けて赤ちゃんに食べさせることもできます。

今回は、シンプルな大根と人参のすまし汁にしました。大根と人参でお祝いの意味を表す「紅白」を表現し、上に刻みのりをトッピングすることにより「邪除けの黒」を意識し、昆布だしで「よろこぶ」というおめでたい語呂を入れた、お正月のおせち料理にピッタリな、3重のおめでたいレシピになっています。

大根と人参のすまし汁のレシピ

材料:大根、人参、昆布だし、海苔少量

  1. 水と昆布だしを鍋に入れ火にかける
  2. 大根と人参は、みじん切りにする
  3. 鍋が沸騰したら、大根と人参を加えて柔らかくなるまで煮る
  4. 海苔は、小さく刻む
  5. 汁をお椀に注ぎ、海苔をトッピングする

※海苔は喉に張り付いて詰まらせることがあるため、2~3mmに刻んだものを少量のせまるようにしましょう

バナナのきな粉まぶし

おせち料理に赤ちゃんが大好きなフルーツを取り入れることで、赤ちゃんも喜び食が進むでしょう。金運を願う金色の食材として、きな粉を使用した簡単に作ることが出来るデザートのレシピです。また、バナナは、タンパク質やビタミンB1が豊富で、甘みがあり赤ちゃんにも食べやすい食材です。

ただし、きな粉は食物アレルギーが出やすい大豆製品のため、離乳食中期ではまだ食べさせてないご家庭もありますよね。その場合は無理に食べさせず、バナナヨーグルトで代用しても、「金運の黄色」と「清浄の白」でおめでたく、赤ちゃんの食も進みやすいのでおすすめです。

バナナのきな粉まぶしのレシピ

材料:バナナ、きな粉適量

  1. バナナをつぶす(フォークの背を使用するとやりやすいです)
  2. バナナを器に盛り、きな粉をまぶす

ブロッコリー粥

お粥に野菜を加えると、手軽に野菜を摂れるので、助かりますね。今回はお正月のおめでたいおせち料理ということで、結婚式にブーケトスならぬ、ブロッコリートスを行う新郎が増え話題となっている、幸せのブロッコリーを加えた、色鮮やかなブロッコリーのお粥にしてみました。

離乳食中期は、7倍粥が標準とされていますが、離乳食の進み方には赤ちゃんにより個人差がありますので、無理に固いお粥を食べさせるのではなく、赤ちゃんのペースに合わせて調節してあげてくださいね。

ブロッコリー粥のレシピ

材料:白米、ブロッコリー

  1. 白米で7倍粥を作る(冷凍ストックを使用してもOK)
  2. ブロッコリーは、子房に分けて茹で、葉の部分をみじん切りにする
  3. お粥の中にブロッコリーを混ぜる

お正月の定番11品の【おせちの意味】

子供の頃から食べているお正月の定番料理おせち、意外と意味を知らずに食べていませんか。おせち料理に使用されている食材や色には、それぞれお正月にふさわしい、おめでたい意味があります

おせちの意味が分かると、おせち料理の準備中も「めんどくさ~い」から「家族がしあわせになりますように」と気持ちが変わり、今までとは違った楽しみ方が出来るようになりますので、赤ちゃん向けのおせち料理を準備する前に、まずは「おせちの意味」を知っておきましょう。

「黒豆」とおせちの意味

「黒」には、昔から「邪除け」という意味があります。そのため、お正月料理には黒い食べ物を入れると、「邪気が払われて良い」と考えられています。
中期後半で、既に焼きのりやひじきを食べたことがある赤ちゃんの場合は、焼き海苔を水で煮てトロトロにした佃煮風の料理や、ひじきなども色が黒く、おめでたいお正月にピッタリです。

また、黒豆には「まめに働けるほど、元気でいられますように」という、語呂合わせからきている意味も込められています。離乳食中期では、味をつけずに柔らかく煮て皮をむいたものを、すりつぶして与えるとよいでしょう。

「なます」とおせちの意味

紅白には「平和」という意味があり、紅白の料理は「お祝い」「平和の象徴」として、お正月だけでなく、慶事にも幅広く使われています。なかでも、「紅白なます」は、お祝いの水引を型取っていると言われていて、非常におめでたいものです。大根と人参は、離乳食初期から食べられる食材ですので、おせちにも是非取り入れたいですね。

「かまぼこ」とおせちの意味

蒲鉾は、日の出を表現したおめでたい料理のため、おせち料理には欠かせませんよね。また、種類によっては紅白や松竹梅の柄付きなど、おめでたい柄のかまぼこもあります。「お正月だから、赤ちゃんにも細かく刻んで、食べさせてあげたら?」と言うひともいるようですが…

離乳食中期でかまぼこはNG!

かまぼこには、塩分・添加物・卵が含まれています。そのため、おせちの意味としては非常におめでたいのですが、赤ちゃんに食べさせるのは完了期からとしましょう。また、完了期以降も塩抜きしてから与えるようにしましょう。

「海老」とおせちの意味

「赤」には、「魔除け」の意味が込められています。また、海老の「朱色」は晴れやかな色であるため、慶事に向いていると考えられてきました。
また海老は、背中の部分が丸まっているため「海老のように長いひげを生やし、腰が曲がるまで元気でいられますように」という長寿の願いも込められています。

海老はアレルギー反応を起こす可能性が高い食材です。離乳食で使用する場合は、完了期からとしましょう。

離乳食中期のおせち作りでは…

離乳食中期のおせち料理では、赤の食材である、人参・トマト・イチゴなどを使いましょう!また、人参はお正月らしい「金時にんじん」を使うのもおすすめです

「菊花かぶ」とおせちの意味

「白」には「清浄」という意味があります。身が白い「かぶ」は、柔らかく栄養価も豊富なた食材のため、離乳食に大変適していて、離乳食のおせち料理にもピッタリの食材ですね。

さらに「菊花かぶ」とは、かぶを菊の花の形に飾り切りしたものです。菊は国花であり、長寿の象徴とされています。また、かぶは、「頭」と考えられ、一番を目指すという意味もあります

「里芋」とおせちの意味

里芋も、泥だらけの見た目とはかけ離れ、皮をむくと美しい白色で、離乳食のお正月料理に適した、おめでたい食材ですね。里芋は親芋に子芋が沢山つくことから、子孫繁栄の願いが込められています

里芋は、離乳食中期から使うことができますが、ヒスタミンが多く含まれているため、口のまわりが赤くなったり痒くなったりするなどの、ヒスタミン中毒になる可能性があります。
おせち料理に使うのは、食べ慣れている赤ちゃんだけにしましょう。また、古くなるとヒスタミンの量が多くなるため、新鮮なものを使って調理しましょう。

「栗きんとん」とおせちの意味

「黄色」「金色」には、金運を願う意味が込められています。風水でも「西に黄色」と言い、黄色や金色のお財布を持つ人もいますよね。黄金色の栗きんとんは、財宝を意味し、豊かな1年を願うという思いが込められています。また、栗は「勝ち栗」と言われ、古くから縁起が良い食べ物とされてきました。

市販のおせち料理で使われている栗の甘露煮は、赤ちゃんには甘すぎます。離乳食中期の赤ちゃん用のおせち料理では、味の付いていない栗を調理して利用しましょう。

ナッツアレルギーに注意!

栗は食物アレルギーに注意が必要な「ナッツ類」は、食べたことがない赤ちゃんも多く、離乳食のおせち料理には、代用品として、さつまいもの茶巾を作るのがおすすめです

「錦玉子」とおせちの意味

錦玉子は、卵の黄身と白身を分けて裏ごしし、子供が喜ぶ甘い味をつけて巻いた、華やかなお正月向けの卵料理。黄身と白身が金と銀の2色に例えられ、語呂合わせで錦玉子と名付けられたとも言われています。

また、お正月料理には巻物が多いのですが、昔は重要な文書を巻物にしていたため、そこから「巻物(本)を読み、賢くなるように」「重要な物を蓄えて反映するように」という意味もあるそうです。

卵アレルギーに注意!

卵は食物アレルギーに注意が必要な食材です。そのため、離乳食中期(生後7~8ヶ月)ではまだ食べさせていないご家庭も多いでしょう。離乳食のおせち料理には、代用品として、さつまいもやカボチャを使ってうのがおすすめです。

「昆布」とおせちの意味

昆布は「喜ぶ」にかけた縁起物の食材として、昆布巻や結び昆布としておせち料理に登場しますよね。ただし、あまり消化がよくないため、生後7~8ヶ月の赤ちゃんがそのまま食べるには不向きです。そこで、離乳食中期おせちレシピでは、全て「昆布だし」を使うようにおすすめしています。

昆布だしは離乳食初期から食べられますので、おせち料理をオリジナルレシピで作ってあげる場合も、「昆布だし」で味付けしてあげるとよいでしょう。

「鯛(タイ)」とおせちの意味

鯛は「めでたい」の語呂合わせで、縁起物として用いられるおせちの定番です。白身魚である鯛は、離乳食初期から与えることができますので、ぜひ赤ちゃんのおせち料理に取り入れてみましょう。大人のおせち料理では、焼き鯛の姿焼きを用意しますが、大人が焼き鯛を食べないご家庭では、赤ちゃん用にお刺身の鯛を使うと、下ごしらえもいらず楽チンですよ。

10「お雑煮」とおせちの意味

お雑煮に入れる「お餅」は、「神様にささげる神聖な食べ物」として、昔からお祝いごとに欠かせないものでした。昔は、年神様にお供えした鏡餅を使用してお雑煮を作っていましたが、現代では、元旦からお雑煮を食べるご家庭が多いですね。

お餅は、窒息の恐れがあり、お正月の離乳食にはおすすめできません!赤ちゃんには与えないようにしましょう

11「ごぼう」とおせちの意味

細く長く地中の根を張る「ごぼう」は、縁起の良い食材とされ、「たたきごぼう」や「牛肉の八幡巻」などは、代表的なおせち料理として重箱に詰められてきました。また、食物繊維が豊富なため、お正月料理で疲れてしまう胃腸にも、大変よいですね。

離乳食中期の赤ちゃんの場合、繊維が多いごぼうは固くて食べにくいため、離乳食後期からの使用にしましょう

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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