離乳食のほうれん草に関する記事

離乳食のほうれん草はいつから?苦味カットのコツとパクパク食べるレシピ

離乳食のほうれん草はいつから?苦味カットのコツとパクパク食べるレシピ

鉄分やβ-カロテンといった栄養素を「おいしさ・彩り・食感」の視点から紐解き、ほうれん草の新たな魅力をご紹介。離乳食初期のペーストから、完了期の手づかみ食べメニューまで、月齢に合わせたおすすめレシピと調理のポイントを網羅しています。

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離乳食のほうれん草はいつから?苦味カットのコツとパクパク食べるレシピ

離乳食で赤ちゃんはほうれん草を食べていますか?子供の苦手な野菜の上位にランクインする、ほうれん草。しかし、鮮やかな緑色で食卓を彩り、お肉やお魚と合わせて味に深みを出せるほうれん草は、離乳食のメニューを広げる大活躍の食材です。

今回は、ほうれん草のおいしさの秘密、冷凍ほうれん草と生鮮ほうれん草の違い、苦みをカットして食べやすくする調理方法、月齢別のおすすめ離乳食レシピをご紹介します。さらに、離乳食でほうれん草を食べない赤ちゃんのママの克服体験談もまとめました。将来給食で困らないためにも、美味しいほうれん草料理で食べる楽しさを教えてあげましょう。

離乳食で大活躍!ほうれん草の成分が作る「5つのおいしさ」

ほうれん草は、緑黄色野菜の中でも特に食卓を豊かにしてくれる野菜です。栄養素の名前を聞くと「体に良い」というイメージが先行しがちですが、実はこれらの成分がほうれん草特有の「おいしさや使い勝手の良さ」を生み出しています。

1深いコクと風味を生み出す「鉄分」

ほうれん草の魅力の一つが、鉄分由来の深いコクです。このコクがあることで、お豆腐や白身魚などの淡白な食材と合わせた時に、味にしっかりとした深みが出ます。少しの量でも料理全体の風味を豊かにしてくれる、頼もしい存在です。

2食卓を彩る鮮やかな深い緑色のもと「β-カロテン」

ほうれん草には、人参やかぼちゃなど色の濃い野菜と同じく、色素成分であるβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンが作り出す鮮やかな深い緑色は、離乳食のプレートをパッと華やかにしてくれます。うどんやお粥に少し混ぜるだけでも、赤ちゃんの目を引く美味しそうな見た目に仕上がります。

3みずみずしさとさっぱりした口当たりのもと「ビタミンC」

ほうれん草にはビタミンCも豊富に含まれています。ビタミンCは、おひたしやスープにした時の、ほのかな酸味とみずみずしさのもとになります。お肉など少し脂気のある食材と組み合わせると、さっぱりとした口当たりを作ってくれるので、赤ちゃんも飽きずにパクパク食べてくれます。

4お出汁やミルクとよく馴染む風味のもと「葉酸」

ほうれん草に含まれる葉酸は、葉物野菜ならではの独特の風味を作り出します。和風のお出汁はもちろん、牛乳や豆乳などのミルク系の味付けとも非常に相性が良く、和洋問わずどんなメニューにも自然に馴染むのが大きな特徴です。

5茹でても適度に残るシャキッとした食感のもと「カルシウム」

ほうれん草には、カルシウムやマグネシウムなどの成分が含まれています。これらが葉や茎の組織を支えているため、離乳食でクタクタに茹でても、ペーストの中にほどよい舌触りが残ります。月齢が上がってみじん切りにした時にも、噛む練習にぴったりの食感を生み出してくれます。

離乳食でほうれん草はいつから?茎はいつから?

ほうれん草

ほうれん草は、離乳食初期から食べることができる野菜です。離乳食の定番野菜として、常に冷凍庫にストックしておきたいですね。ただし、えぐみの原因となるアクが強い野菜なので、アク抜きをきちんとしてから食べさせることが、赤ちゃんに嫌がられない最大のポイントです。

茎の部分は繊維が多くて固いので、上手にカミカミできるようになる離乳食後期からがよいでしょう。離乳食初期と中期は、ほうれん草の葉先の柔らかい部分だけを与えるようにしましょう。後期以降でも、ほうれん草の茎を離乳食に使う時は、初めのうちは柔らかく茹でて細かく刻んで食べさせるようにしてくださいね。

ほうれん草の旬は冬!甘みが増しておいしさアップ

ほうれん草は1年中スーパーに並んでいますが、季節によって味わいが大きく変わります。ほうれん草は冬が旬の野菜で、寒さに当たると葉が肉厚になり、甘みがグッと強くなります。この甘みのもとになるのが、冬場に増えるビタミンCなどの成分です。旬の方が値段も手頃になりますので、冬のほうれん草ならではの甘みと美味しさを存分に味あわせてあげたいですね。

ほうれん草はプランター栽培しやすい

9~10月頃にプランターに種まきをすれば、旬の冬に甘くて美味しいほうれん草を収穫することができますよ♪「一緒に育てたお野菜だね」と子どもに語りかけることで、食べる意欲を引き出す食育効果もありますので、試してみてはいかがですか?

生鮮ほうれん草と冷凍ほうれん草の違いと使い分け

冷凍ほうれん草

「冷凍野菜は風味が落ちていそうで、離乳食ではあまり使いたくない…」と思っているママ、そうとも言えませんよ。市販の冷凍野菜は、旬の安くて美味しい時期にメーカーが大量購入し、すぐに急速冷凍加工しています。そのため、色鮮やかさや甘みが冷凍後も長く保たれています。

むしろ、一番美味しい時期に冷凍しているため、時季外れの生鮮野菜よりも色味が良くて使いやすいことも多いのです。

ただし、市販の冷凍ほうれん草は大人用に固めに下茹でされているものが多いため、そのまま解凍して使うのではなく、離乳食で使用するなら赤ちゃんが食べやすいように、さらにお湯で柔らかく茹で直してから使うのがおすすめです。
また、生鮮ほうれん草を買ってきた場合は、葉物野菜はしなびやすいため、できるだけ早く茹でてアクを抜き、調理しやすい大きさに刻んでから自家製で冷凍保存することが大切です。

自家製でほうれん草を冷凍保存する時には…

一度に沢山茹でてすり潰したり、月齢にあった大きさに刻んだりしてから、製氷皿などで小分けにして冷凍保存しておくと、使いたい時にサッと取り出せて手軽です!小分けにする時間がない方は、茹でてつぶしたり刻んだりしたほうれん草をジッパー付きの保存袋にいれて薄く平らにし、上から菜箸などで1食分ずつの切り目(溝)を入れて凍らせておくと、パキッと折ってすぐに使えますよ。

苦みをカット!ほうれん草を食べやすくする下ごしらえ

ほうれん草は特有のえぐみがあるため、苦手な赤ちゃんや子供が多い野菜です。このえぐみの原因は、ほうれん草に含まれるアク(シュウ酸)です。きちんとアク抜きをしていないと、口の中に渋みが残ってしまいます。正しい調理法でアクをしっかり抜き、甘みを引き出しましょう。

離乳食でほうれん草使う時は、茹でる時に赤ちゃんが歯ぐきでつぶせるくらい、柔らかくなるまでしっかりと茹でましょう。目安の茹で時間は2〜3分。大人の場合はシャキッとした食感を残すために1分程さっと火を通すだけですが、離乳食用は少し長めに茹でてくださいね。

えぐみをカット!甘みを引き出す下ごしらえのステップ

  1. ほうれん草の根元に十字の切れ込みを入れ、ボウルに張った水で根元の泥を丁寧に洗い流す
  2. たっぷりのお湯を沸騰させたお鍋に、茎の部分から先に入れて少し茹で、その後葉先まで沈めて柔らかくなるまで茹でる(ゆで時間は通常より長め、塩は入れない)
  3. 柔らかくなったら素早くザルにとり、たっぷりの冷水に1〜2分さらしてアクをしっかり抜く(ここがえぐみを取る最大のポイント!)
  4. 冷水からあげて、水っぽくならないように軽く絞って水気をとる

離乳食初期~完了期ほうれん草レシピ&おすすめの食べ方

離乳食は月齢によって調理方法や食べさせ方が変わります。段階別の美味しく食べさせるコツと、おすすめレシピをご紹介します。

離乳食初期(生後5、6ヶ月)向けほうれん草レシピ

離乳食初期は、すり潰してペースト状にする必要があるので意外と調理に時間がかかりますね。離乳食初期のほうれん草は、葉先だけを柔らかく茹で、なめらかに裏ごししてから与えましょう。

茹でたほうれん草を毎回すりおろすのは面倒ですよね。そんな時は、下ごしらえ後のほうれん草をすりこぎのように棒状にラップで包んで冷凍し、使う時に凍ったまますりおろし器でゴリゴリとすりおろして使うと、繊維が細かく断ち切れてなめらかになります。

ハンドブレンダーやミキサーに茹でたほうれん草と少量の水(またはお出汁)を入れて、一気にすり潰してペースト状にし、残りを冷凍保存するのもおすすめ!

生協やOisixなどの宅配サービスでは、便利な冷凍キューブも売られていますので、忙しいママはこちらを活用するのもおすすめです。

ベジキューブ(ほうれん草&じゃがいも)

ベジキューブ(ほうれん草&じゃがいも)

おいしっくす(Oisix)
価格:348 円 + 税

国内の指定産地のほうれん草とじゃがいもをペースト状にして冷凍した、化学調味料不使用のベジキューブです。レンジでチンしてお湯やダシで伸ばすだけで、簡単に離乳食が作れるので便利ですね。

ほうれん草と豆腐のトロトロ煮

ほうれん草と豆腐のトロトロ煮

材料:ほうれん草の葉先、絹ごし豆腐、昆布だし適量

  1. ほうれん草の葉先を柔らかく茹でて裏ごしし、なめらかなペースト状にする
  2. 絹ごし豆腐は柔らかく茹でてすり潰す
  3. 昆布だしを入れた小鍋に1と2を入れて、弱火で少し煮合わせる
  • 声かけ例:「〇〇ちゃん、お豆腐のトロトロだよ〜。あむあむ、緑色がきれいで美味しいね!」
  • つまずき対処法:ほうれん草単体だと独特の青臭さを嫌がる赤ちゃんも、お豆腐の甘みと混ざることで口当たりがマイルドになり、パクパク食べてくれやすくなります。

離乳食中期(生後7、8ヶ月)向けほうれん草レシピ

離乳食中期になると1日2回食になります。離乳食中期では、少しずつほうれん草を細かく刻んで食べる練習を始めます。ただし、初期のペースト状から急にみじん切りに変えると、舌触りの変化に赤ちゃんがビックリして吐き出してしまうことがあります。すり潰し方を徐々に荒くしていき、赤ちゃんの様子を見ながらみじん切りに近づけていくようにしましょう。

ほうれん草としらす入りうどん

ほうれん草としらす入りうどん

材料:ほうれん草の葉、人参、しらす、ゆでうどん、昆布だし適量

  1. ほうれん草と人参を柔らかく茹で、細かく刻む(慣れるまではすり潰す)
  2. しらすは、熱湯をくぐらせて塩抜きした後、細かく刻む
  3. うどんは、指でつぶせるくらい柔らかく茹で、細かく切っておく
  4. 小鍋に昆布だしと水を入れて沸かし、1~3を入れて味がなじむまで煮る。(飲み込みにくそうな場合は水溶き片栗粉でとろみをつける)
  • 声かけ例:「ちゅるちゅるおうどんだよ〜。お野菜も一緒にお口に入るかな? もぐもぐ上手だね!」
  • つまずき対処法:みじん切りにしたほうれん草が上あごに張り付いて嫌がる場合は、とろみをつけるか、うどんのデンプン質としっかり絡めることで喉越しが良くなります。

離乳食後期(生後9~11ヶ月)向けほうれん草レシピ

離乳食後期になると、今までよく食べていたのに急に食べなくなったり、遊び食べが始まったりします。そのため、離乳食後期の赤ちゃんには、自分で手づかみして食べられるメニューにして、食べる楽しさを引き出す工夫をするのが調理のコツ!

ほうれん草をつかった離乳食の手づかみメニューは、ハンバーグやおやき、蒸しパンなどが手軽に作れて手が汚れにくいのでおすすめですよ。

ほうれん草とアジのハンバーグ

ほうれん草とアジのハンバーグ

材料:ほうれん草、玉ねぎ、アジ(お刺身用など骨のないもの)、卵(全卵がクリアできていれば)

  1. ほうれん草は柔らかく茹でて細かく刻む
  2. 玉ねぎはみじん切りにして、電子レンジで加熱して甘みを出し柔らかくする
  3. アジは骨と皮を完全に取り除き、ブレンダーなどでミンチ状にする
  4. ボウルに卵を割り入れ、1~3を入れて粘り気が出るまで混ぜる
  5. 赤ちゃんが手づかみしやすいスティック状やおやき状に丸め、フライパンで中までしっかり火が通るように両面を焼く
  • 声かけ例:「〇〇ちゃんのおててで持ってパクッてしてみる? お魚のハンバーグ、おいしいね!」
  • つまずき対処法:ポロポロと崩れてつかみにくい場合は、タネに少量の片栗粉やパン粉を混ぜると、まとまりが良くなり赤ちゃんも持ちやすくなります。

離乳食完了期(1歳~1歳半)向けのレシピ

離乳食完了期になると、ある程度の大きさに切った野菜も食べられるようになりますが、味覚が発達して野菜の苦みやえぐみを敏感に感じやすくなるため、急に野菜嫌いになることもあります。そんな時は、赤ちゃんの好きなクリーミーな味付けのメニューに混ぜてみると、ペロッと食べてくれることが多いですよ。

ほうれん草と鶏肉のミルク煮

ほうれん草と鶏肉のミルク煮

材料:ほうれん草、じゃがいも、鶏もも肉、牛乳、野菜スープ適量、コーンスターチ(または片栗粉)、水適量

  1. ほうれん草は柔らかく茹でて、1〜2cm程度の食べやすい大きさに切る
  2. じゃがいもはサイコロ状に切り、柔らかく茹でる(またはレンジで加熱)
  3. 鶏もも肉は、皮と脂身を取り除いて細かく切り、お湯で茹でて中まで火を通しアクを落としておく
  4. 小鍋にお湯を沸かし、野菜スープと1~3を加えて味をなじませる
  5. 牛乳を加えて弱火で2~3分加熱する
  6. 水溶きコーンスターチで優しいとろみをつける
  • 声かけ例:「あったかいミルクのシチューだよ〜。フーフーして食べようね。お芋もホクホクだね!」
  • つまずき対処法:葉っぱの食感が気になって吐き出してしまう時は、ミルクの甘みととろみで包み込むことで、えぐみが消えて食べやすくなります。

離乳食でほうれん草を食べない!先輩ママのアドバイス

赤ちゃんがほうれん草を食べてくれず悩んでいるママへ。先輩ママたちがどのように「ほうれん草の壁」を乗り越えたのか、リアルな体験談と克服のコツをご紹介します。

おやしらず
26歳

A裏ごしが苦手な私も大助かり!

料理が大の苦手の私は、長女の離乳食作りも苦労しました。ほうれん草の裏ごしなどは何度チャレンジしてもスジが残って上手くできず、長女もペッて出してしまってあまり食べてくれませんでした。そんな時に助かったのが、生協などで買える冷凍の野菜キューブです。

ほうれん草など数種類の野菜がなめらかなペースト状になったもので、使いたい分だけ電子レンジで解凍して使えるようになっています。自分で裏ごしするよりずっと滑らかで、野菜キューブを使ったスープやお粥などを長女が美味しそうに食べてくれました。「手作りにこだわりすぎなくていいんだな」と肩の荷が下りました。

むしさがし
30歳

Aゴックンが苦手な息子

長男の時は初めての離乳食だったので、育児書通りに進めようと必死に頑張っていました。生後7ヶ月になったので中期だと思い、ほうれん草のすり潰しをやめて、みじん切りにしたものに形状を変えました。そしたら、今まで食べていたほうれん草などの葉物野菜を口に入れて、しばらくモゴモゴした後に「べーっ」と出すようになりました。

ある時、遊びに来ていたお友達のママに話したら、「まだみじん切りを上手に飲み込めないんじゃない?」と言われました。「なるほど」と思い、またすり潰し状に戻したら、ちゃんと食べてくれました。月齢の目安はあくまで目安で、赤ちゃんの飲み込む力に合わせて形状を戻すことも大切なんだと学びました。

おひなさま
32歳

A手づかみメニューで野菜大好きに!

息子は離乳食後期の頃、スプーンを嫌がり、出された料理を手でさわりたがるようになりました。ほうれん草と白身魚のトロトロあんかけなどは手で食べようとするのですが、ベチャッとした手触りが嫌なのか、手を払ってしまって全く食べてくれませんでした。

その時たまたま開いた育児書に、手づかみメニューについて書いてあったので、息子にもほうれん草入りの蒸しパンやおやき、ハンバーグなどを作ってあげると、ギュッと手でつかんで上手に食べてくれるようになりました。息子はあんかけ風の離乳食よりも、焼いた固形のおかずが好きだったみたいです。私も、ドロドロの離乳食で机がベタベタになる心配がなくなり、食事の時間がすごく楽になりました。

パインあめ
35歳

Aほうれん草+ご飯がNGな娘

娘が離乳食完了期に入ったころ、1日3食を別々に作るのが大変だったので、1食は軟飯に刻んだ野菜を数種類入れて「混ぜご飯」や「雑炊」などにする楽々ワンプレートメニューにしていました。でも、ある時期からあまり積極的に食べてくれなくなりました。

白い軟飯だけの時はよく食べるので、どうやら真っ白なご飯に緑色のほうれん草などの野菜が混ざっているのが視覚的に嫌だったようです。それ以降は、白いご飯と、ほうれん草などの野菜のおかずを完全に別のお皿にして出すと、警戒せずに良く食べてくれるようになりました。ご飯に野菜を混ぜると洗い物も少なく楽ですが、子供によっては「味が混ざる」「見た目が変わる」のを嫌がる場合もあるようですよ。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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