離乳食のきゅうりはいつから?初期の与え方と青臭さを抑えるコツ
きゅうりは、ひな祭りやクリスマス、誕生日などの赤ちゃん用イベント料理に鮮やかな緑色を添えることができるため、離乳食での活用法を知っておくととても便利です。
生のきゅうりには特有の青臭さがあるため、「離乳食に使えるの?赤ちゃんが食べてくれないのでは?」と心配になるかもしれません。しかし、きゅうりの青臭さは皮をむいて種を取り、しっかりと加熱すると和らぎ、離乳食にも活用できます。
離乳食にきゅうりはいつから?最新ガイドでは初期から加熱調理でOK
きゅうりは生後5~6ヶ月頃の離乳食初期から赤ちゃんに与えられる野菜です。離乳食後期までは、必ず加熱調理をして与える必要がありますが、加熱することで果肉が柔らかくなり、青臭さも感じにくくなります。
離乳食で赤ちゃんの頃からきゅうりの風味に慣れさせておくと、生野菜を食べられるようになる満1歳以降の完了期からも、きゅうりスティックなどを喜んで食べてくれるようになりやすいです。
2019年3月に改定された厚生労働省の「授乳・離乳ガイド」では、特定の食材の開始時期を遅らせても食物アレルギーを防ぐ科学的な根拠がないため、適切な調理をした上で、積極的に離乳食を進めることを推奨しています。
食物アレルギーの心配がある場合は必ず専門医に相談を
離乳食の進め方は、あくまでもアレルギー体質が明らかになっていない赤ちゃんを対象としています。きゅうりを含む特定の食材に対するアレルギーが明らかになっている場合や、食べた後にアレルギーが疑われる異常が見られた場合は、必ず医師の指導のもとで進めてください。親の自己判断で離乳食開始を遅らせたり、無理に与えるなどの対応は避けましょう。
離乳食にきゅうりの皮はいつから?後期から少量ずつ慣らす
大人の場合はきゅうりを丸ごと切っていただくのが一般的ですが、歯や口周りの筋肉が未熟な離乳食期の赤ちゃんの場合は、硬い皮をしっかり噛みきることができません。
また、きゅうりの皮やヘタの近くには、ウリ科の植物に特有の苦味成分(ククルビタシン)が微量ながら含まれています。この苦味も、赤ちゃんが食べ物を嫌がる要因の一つとなることがあります。
きゅうりの皮は硬く食べにくいため、離乳食中期を過ぎてお口が発達するまではピーラーで丁寧に取り除いてあげましょう。大きく育ち過ぎたきゅうりの種も硬いため、スプーンなどでこそげとってから離乳食に使うようにしてください。
きゅうりの皮の食感や風味に慣れさせるのは、歯茎で食べ物を潰せるようになる離乳食後期(生後9〜11ヶ月頃)から徐々に始めるのがポイントです。皮は細かく刻み、しっかり煮て柔らかくしてから与えてください。
もし赤ちゃんが青臭さや苦味を嫌がるようであれば、皮付きのまま塩を振ってからまな板にすり合わせる「板ずり」をしてあげると、えぐみが抜け、色も鮮やかになります。板ずりをした後は、必ず塩分を洗い流してから調理しましょう。
離乳食で生のきゅうりはいつから?完了期(満1歳以降)から
きゅうりは他の離乳食の野菜と同様に、完了期(満1歳~1歳半頃)から皮付きのまま生で与えることができます。野菜スティックにしてディップを添えると喜んで食べる赤ちゃんが多いので、手づかみ食べのメニューとして試してみましょう。
離乳食一回のきゅうりの目安量は?時期別の形状も確認
離乳食できゅうりなどの新しい食材を与える際は、初日はベビースプーン1さじからとし、日を置いて1さじずつ増やして赤ちゃんの体に異常がないか試します。
野菜と果物の離乳食1回の目安量は、中期で20~30g、後期で30~40g、完了期で40~50gです。これはきゅうりだけでなく、その日与える全ての野菜と果物を合わせた量になります。
離乳食が進むと食べられる種類や量が増えるため、きゅうりだけに偏らず、様々な野菜をバランスよく組み合わせて与えるようにしましょう。
離乳食時期別のきゅうりの目安の形状(硬さ・大きさ)
- 初期(5~6ヶ月): なめらかなペースト状(ポタージュ状)。葉先のみ。
- 中期(7~8ヶ月): 2~3mmくらいの粗いペースト、またはごく細かいみじん切り(絹ごし豆腐くらいの硬さ)。
- 後期(9~11ヶ月): 5~8mmくらいの粗めのみじん切り(バナナくらいの硬さ/歯茎で潰せる硬さ)。皮は少量から。
- 完了期(12~18ヶ月): 1cm角程度、またはスティック状(肉団子くらいの硬さ/歯で噛み切れる硬さ)。生食も可能に。
きゅうりは栄養豊富な野菜!離乳食に活用したい理由
きゅうりは約95%以上が水分のため、「栄養がない」というイメージを持つ方も多いかもしれません。確かにきゅうりは非常に低カロリーな食材ですが、実は赤ちゃんの成長に必要な栄養素も含まれています。
きゅうりは、ビタミンCやカリウム、β-カロテンなどのミネラルやビタミンがバランスよく含まれています。特に旬の夏場(7月~9月頃)は、汗で流れ出て不足しがちな水分やカリウムを補給するのに適していますので、離乳食に積極的に活用してください。
離乳食用の鮮度の高いきゅうりの選び方と保存方法
離乳食にきゅうりを使う時は、長く冷蔵庫で保存したものではなく、買ってからあまり日が経っていない新鮮なものを選びましょう。新鮮なきゅうりは風味が良く、青臭さも比較的穏やかです。
表面にハリがなくシワができているきゅうりは、収穫から時間が経ち水分が蒸発している鮮度が落ちたきゅうりですので避けましょう。多少曲がっているのは生育条件によるものなので、鮮度や味に問題はありません。
新鮮なきゅうりを選ぶポイント
- 表面の緑色が濃く、鮮やかである
- 太さがなるべく均一で、ハリがある
- 表面のイボが痛いほどチクチクしている
- ヘタの部分がしおれておらず、みずみずしい
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離乳食用のきゅうりの適切な保存方法
きゅうりは低温や急激な温度変化に弱い野菜です。10~15℃の常温保存が理想的とされています。冷蔵庫で保存する場合は、冷やし過ぎないように注意が必要です。
きゅうりは水分の蒸発を防ぐために、新聞紙やキッチンペーパーで包んでください。そして、きゅうりが育っていた状態に近いように、冷蔵庫の野菜室にヘタ(細い方)を上にして立てて保存しましょう。ただし、冬場など室温が15℃以下の場合は、風通しの良い場所での常温保存をおすすめします。
保存した場合でも、新鮮な風味を損なわないように4~5日程度を目途に使い切るようにしましょう。
離乳食の時短に!きゅうりの冷凍保存方法と活用術
離乳食作りでは様々な食材を冷凍ストックすると便利で時短になりますが、きゅうりも冷凍保存が可能です。旬の時期にまとめて購入した際や、離乳食作りを楽にしたいときに冷凍保存術を活用しましょう。
きゅうりは水分が多いため、冷凍するとシャキシャキした食感はなくなりますが、むしろ柔らかくなるので赤ちゃんには食べやすくなります。一度に下処理ができるので、離乳食作りの時短にもおすすめです。
離乳食用のきゅうりの冷凍保存方法
皮と種を取り除き、離乳食の時期に合わせてすりおろした状態、または細かくカットした状態で冷凍保存します。製氷皿などに入れるか、薄く平らにしてアルミバットに広げて冷凍庫に入れましょう。凍ったら密封できるジッパー付きの袋などに入れて、2週間を目途に食べきってください。
冷凍保存したきゅうりは、解凍せずにそのまま電子レンジや鍋に入れ、必ず加熱調理をして離乳食に活用してください。必要な分だけポキッと折って使えるため、摂取量の計算も簡単です。
離乳食段階別のきゅうりの与え方とおすすめレシピ8選
きゅうりのさわやかな緑色は、離乳食に彩りを与え、赤ちゃんが味だけではなく目でも食事を楽しめます。赤ちゃんがきゅうりを美味しく食べてくれるような、おすすめの離乳食きゅうりレシピを段階別にご紹介します。
離乳食初期(生後5,6ヵ月)のきゅうりの与え方やおすすめレシピ
離乳食初期はきゅうりも他の野菜と同じように、皮と種を取り除き、加熱してなめらかで飲み込みやすいペースト状にして与えます。熱湯でゆでる、またはラップをして電子レンジで加熱してからすりつぶしましょう。
一度に大量に調理して冷凍しておけば、電子レンジで解凍してお粥に混ぜるだけで与えられます。野菜スープや手軽に作れる離乳食用のだしでのばして与えても食べやすいです。
きゅうりのだし煮ペースト(初期)
材料:きゅうり10g(皮と種を除いたもの)、だし汁10~15ml、片栗粉適量
- きゅうりは皮と種をむき、柔らかくなるまですりおろすか、ゆでてからすりつぶします。冷凍保存していたペーストをそのまま使ってもOKです。
- 小鍋にだし汁を入れて火にかけ、きゅうりを入れて弱火でひと煮立ちさせます。
- 少量の水で片栗粉を溶き、火を止めた鍋に回し入れてよくかき混ぜ、トロトロのペースト状になったら完成です。
※だし汁の量はお好みで調整してください。おかゆに混ぜる他、柔らかくゆでたうどんに和えるのもおすすめです。何回分かを一度に作り、だし煮自体を冷凍しておくとアレンジも簡単です。
きゅうりとリンゴのすりおろし和え(初期)
材料:きゅうり(皮と種を除いたもの)1/8本、リンゴ1/8個
- 皮と種をむいたきゅうりを加熱して柔らかくし、なめらかなペースト状にすりつぶします。冷凍保存していたものを解凍・加熱してもOKです。
- 皮をむいたリンゴをすりつぶします。
- きゅうりとりんごをあわせます。
※リンゴの甘みと酸味が加わるので、野菜の青臭さが苦手な赤ちゃんでも食べやすい味になります。
離乳食中期(生後7,8ヵ月)のきゅうりの与え方やおすすめレシピ
中期に入ったら、きゅうりの皮と種を取り除き、粒がザラつく程度に荒くすり潰すか、2~3mmの細かいみじん切りにして食べさせてあげましょう。短時間の加熱で柔らかくなるきゅうりは、中期の離乳食の食材としておすすめです。
下ごしらえする際は、さっと湯に通す程度でも、舌で上あごに押しつけて潰せる程度の固さ(絹ごし豆腐くらい)であれば大丈夫です。中期には肉や魚など様々なタンパク質も取れるようになりますので、きゅうりを離乳食の食材の中でも赤ちゃんに人気がある納豆や、シラス、鶏ささみとあわせるとメニューの幅が広がります。
きゅうり納豆(中期)
材料:きゅうり(皮と種を除いたもの)10g、ひきわり納豆20g(1/2パック弱)、だし汁大さじ1杯
- きゅうりは皮と種をむき、鍋でやわらかく茹で、2~3mmのみじん切りに刻みます。
- ひきわり納豆ときゅうり、だし汁を軽く混ぜたら完成です。
食物繊維と発酵食品を合わせた、便秘気味の赤ちゃんにもおすすめのレシピです。きゅうりとひきわり納豆の大きさをそろえると、食べやすくなります。
きゅうりとシラスのとろとろ煮(中期)
材料:きゅうり(皮と種を除いたもの)1/6個、シラス大さじ1杯、和風だし40ml
- きゅうりを2~3mmの細かいみじん切りにし、柔らかくなるまでゆでます。冷凍保存している場合は、そのまま3に加えます。
- シラスは、茶こしに入れて熱湯をかけ塩抜きをします。離乳食のしらす料理は初期から与えられます。
- 和風だし(冷凍ストック)を鍋で温め、きゅうりとシラスを加えしばらく煮ます。
- 仕上げに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。
※片栗粉は離乳食でとろみをつける際によく使う食材です。飲み込みやすいように必ずとろみをつけてあげましょう。
離乳食後期(生後9~11ヵ月)のきゅうりの与え方やおすすめレシピ
離乳食後期になると、きゅうりを5~8mm程度の粗めのみじん切りにし、歯茎で潰せる硬さに加熱します。皮も細かく刻んで与え、少しずつ食感に慣れさせていきましょう。
きゅうりを厚さ5mm程度の薄いいちょう切りにすれば、赤ちゃんが自分の手で掴んで口に入れられるため、手づかみ食べのメニューにおすすめです。
この時期は彩り豊かな料理を作ると、赤ちゃんに「食べたい」と思ってもらいやすいです。そぼろ丼は見た目が華やかなのに簡単。後期になると離乳食で豚肉が食べられるようになるため、そぼろは鶏でも豚でもOKです。一度に沢山作って冷凍ストックしておきましょう。
きゅうり・卵・豚そぼろの三色丼(後期)
材料:きゅうり1/6個、卵1/2個、豚ミンチ15g
- きゅうりは皮をむくか、細かく刻んで柔らかく茹でます。
- いり卵を、だし汁などを加えて風味良く作ります。
- 豚ミンチを和風だし(+少量の醤油)で煮て、豚そぼろを作ります。冷凍ストックを使用してもOKです。
- お粥の上に1~3をのせて、彩りよく盛り付けます。
※野菜を、ホウレン草や人参に変えてアレンジすることもできます。
きゅうりのコロコロサラダ(後期)
材料:きゅうり10g、トマト10g、鶏のささ身肉10g
- きゅうりは皮付きでも、5mm角のサイコロ状に小さく切り、歯茎で噛みつぶせる程度にやわらかくゆでます。
- トマトは一度まるごと熱湯につけて火を通し、皮を剥いたら種を取り除き、きゅうりと同じサイコロ状に切ります。
- ささみは茹でて完全に火を通し、粗熱が取れたら繊維に沿って裂き、包丁で短く切ります。
- きゅうり・トマト・ささみを和風だしや少量のマヨネーズ(完了期以降はOK)などで和えたら完成です。
※きゅうりの皮を付けるとトマトの色と映えてカラフルになり、食欲をそそります。
離乳食完了期(生後1歳~1歳半)のきゅうりの与え方やおすすめレシピ
満1歳を過ぎた完了期からは、きゅうりを生で食べることができます。生のきゅうりを与える際は、新鮮なものを選んでください。鮮度が気になるようでしたら、この時期でも加熱して与えると良いでしょう。
人参や大根などと一緒に野菜スティックにして食べさせると、手軽に野菜を摂ることができます。赤ちゃんも自分の手で掴んでモグモグ食べられるので、おやつ代わりに食べさせてもよいでしょう。
モグモグ野菜スティック(完了期)
材料:きゅうり・大根・人参それぞれスティック3本程度、マヨネーズ、ケチャップ小さじ1/2
- きゅうり・大根・人参は、歯で噛み切れる硬さ(生または茹でて)の縦長スティック状に大きさをそろえて切ります。
- 大根と人参は、柔らかく茹でて火を通します。
- マヨネーズとケチャップを同量ずつ混ぜてオーロラソースを作ります。
※ソースの味を変えて、子供が飽きないように工夫してあげましょう。ヨーグルトソースなどがお勧めです。
きゅうりのヨーグルトサンドイッチ(完了期)
材料:きゅうり10g、ヨーグルト30g、食パン(サンドイッチ用)1枚
- ヨーグルトはコーヒーフィルターやキッチンペーパーを敷いたザルの上に乗せて、30分程度置き、水切りをします。
- きゅうりは皮付きのまま薄くスライスし、千切りにするか、粗みじん切りにします。
- 食パンの耳を切り落としたら半分に切り、水切りしたヨーグルトときゅうりを乗せてサンドイッチします。
- 乾いた布巾で包み、上からお皿を乗せて10分程度なじませ、食べやすく切れば完成です。
※手づかみで握る練習になりますから、三角形ではなく長方形に切るのがおすすめです。
離乳食のきゅうりを赤ちゃんが食べない!先輩ママのアドバイス
きゅうりに限らず離乳食では野菜の青臭さや食感を嫌がって食べない赤ちゃんが多いです。赤ちゃんがきゅうり嫌いを克服できるように、食べやすくする工夫が必要です。
先輩ママ達が赤ちゃんのきゅうり嫌いをどのように克服したのか、初期から完了期まで段階別に体験談を見ていきましょう。
離乳食初期(生後5,6ヵ月)のきゅうり克服術
A困った時の果物頼み!
長男は、新しい食材を出すといつも警戒していました。きゅうりを初めて出した時も、一口以上食べようとしませんでした。私は、中々食べてくれない野菜は、果物や甘味の強い野菜と混ぜて食べさせていました。きゅうりならリンゴやバナナ・サツマイモと組み合わせると、よく食べてくれました。
調味料が使えない離乳食初期は、くせのある野菜や苦手な野菜を、甘い野菜や果物とあわせて食べさせると良く食べてくれるので、とても助かりました!
離乳食中期(生後7,8ヵ月)のきゅうり克服術
Aランチは麺類派!
離乳食中期は、すり潰さなくても細かく刻むだけで食べられるので、料理の幅が広がりますね。きゅうりは食感が苦手みたいで、娘は食べてくれませんでした。そこでトライしてみたのが、娘の大好きな麺類に細かく刻んだきゅうりを入れる作戦です。うどんや、にゅうめんの具として、人参や大根など色々な野菜と一緒にいれると、パクパク食べてくれました。
子供の分を取り分けてから少し味を濃くすると大人も食べられるので、私と娘だけの時の昼ごはんに良く作っていました。お鍋一つで素早く出来る楽々ランチメニューですよ。
離乳食後期(生後9~11ヵ月)のきゅうり克服術
Aひと手間かけたら食べられたー♪
息子は、離乳食後期に入り食材の大きさを大きくしていくと、野菜の好みが分かれるようになりました。すりつぶしたり刻んだりして食べていたきゅうりも、苦手野菜の一つになりました。そこで、皮をむき、種を取って食べやすい大きさに切ってみたら、何も味をつけなくても食べられるようになりました。「皮のゴツゴツした舌触りや種の食感が嫌だったのかなぁ」と思います。「離乳食はやはり、きちんと手間をかけることが大事だな」と感じました。
離乳食完了期(生後1歳~1歳半)のきゅうり克服術
A女の子は可愛いのが大好き♪
「ようやく離乳食できゅうりが生で食べられる月齢になった!」と喜んで、1歳を過ぎたばかりの娘にきゅうりスティックを出したところ、全く食べようとせず…ある日、可愛いピックに差したきゅうりスティック(きゅうり+チーズ+ソーセージ)をお昼ご飯に出してみると、見事完食!
「可愛いピックとカラフルな色合いに惹かれたのかな」と思います。離乳食にも見た目が大切ですね。ちなみに、娘のお気に入りは、きゅうり+チーズ+枝豆でした。幼稚園に通い始めてお弁当が始まった今でも、きゅうりのピックは、大好きメニューとして活躍してくれています。
歯固め替わりに使ってきゅうりが大好きに!
長男は離乳食初期に私が丁寧にすりおろしてあげたのに、ベッと吐き出して見向きもしませんでした。何回か試してみて同じ反応だったので、私もあえてきゅうりは離乳食に使わなかったのですが、生後8か月ごろ、急にパパが齧っていたきゅうりスティックに手を出し、ガシガシと食べるようになりました!といっても当時は歯が生えかけでむずがっていたので、歯固め替わりだったのですが(笑)。
冷たいきゅうりはかゆい歯茎をしずめ、程よい硬さでへたりにくく、ほんのり味もするからかカミカミも長持ち。ローカロリーで手も周りも汚さないので、歯固めにおすすめですよ。その後無事に歯が生えてポリポリと齧るようになり、長男はきゅうりが大好きになりました。
味覚の発達などでどうしても味や匂いを嫌う時期もあるので、きゅうりは焦らず、赤ちゃんが手を出すまで成長を待っても良いのではないかなと思います。